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「 あのぉ〜…千冬、さん？」
「 うっさい黙れ、お前ほんと、…はあ、ムカつく 」
「 んぐっ 」
松野千冬ヤキモチ作戦がバレて怒ってるかと思いきや、
家にわたしを連れ込んで玄関で、
ぎゅうう、て苦しいくらいに抱きしめられた。
いや、窒息死する、酸素酸素。
「 お前ほんと場地さんはやめて 」
「 …千冬？どうしたの？」
柄にもなく弱々しい、消えそうな声。
なんだか千冬ごと消えちゃいそうで、
そうしないようにわたしも彼を抱きしめる。
「 俺、場地さんにだけは勝てねぇもん 」
「 …うん？」
「 誰よりもカッケェじゃん、場地さん 」
もしかして作戦大成功では…！？
ヤキモチ妬いてくれたのかあ、
そう思うと千冬が可愛くて仕方なくて、
『 よしよし 』って幼い子供を宥めるように頭を撫でればさらに強く抱きしめられる。
「 んん〜…ばあか、Aのあほ、…ばか、」
「 ごめんね、泣かないで 」
「 泣いてねぇわ、調子乗んな 」
ツンデレか。なるほど。
しばらくしてわたしから身体を離すと、
おでこを、こつんっ、と触れ合わせる。
至近距離で千冬と目が合う。
うん可愛いね、わたしの彼氏。
それよりも千冬は誰よりもカッコイイよ。
「 俺のこと好き？」
「 好き！」
「 どんくらい？」
「 んー、…こんくら、っ…んっ 」
途中で、口を塞がれる。
ひとつ、キスをすれば
ペロって、舌なめずりをすれば悪そうに笑って。
「 んー、俺は一晩中お前を感じたい 」
「 えっと…？」
「 朝から晩までさ、めちゃくちゃに抱いてやんの 」
「 ち、千冬さん？」
「 ずっと俺と一緒にいて 」
ケラケラふざけた声が、
最後の一言になると、真面目な声になる。
そんなの、ずるい。
とんっ、と彼の胸におでこを付いて、
背中に腕を回す。
「 どうしたの、Aさん 」
「 千冬がいちばん、かっこいいよ 」
「 ……あーっと、それはつまり抱いてってこと？」
そう言うとわたしの頭の上に顎を乗っける千冬。
ゆっくりと首を縦にふると、
『 みゃーっ 』って可愛い声がきこ、………。
ん？みゃー？
「 お前、ペケj、なあにしてんだあ〜 」
「 ニァオ、」
「 ペケj…っ！！可愛いっ！！！」
わたしのくるぶしあたりに顔を擦り付けるペケj。
何だこの天使。
「 だめ、Aは俺の、ペケjにはあげません 」
「 ウ〜〜っ、に��ぁッ、」
威嚇するペケj宥める千冬可愛かった。
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千冬推し！ - かっこいい！！！！最後のところとかジーンってする！もうめっちゃ好きい！！！！！！ (11月25日 17時) (
レス) @page19 id: 2875f094c4 (このIDを非表示/違反報告)
千冬〜 - 4ぬうカッコ良すぎる (11月25日 16時) (レス) @page1 id: 2875f094c4 (このIDを非表示/違反報告)
きい - キュンキュンしました！千冬大好きなんでもう本当に良かった！！！！！！！めちゃドキドキした！！！千冬大好きいいいいいいい！！！！！！！！！！！！！！！！！ (11月24日 9時) (レス) @page13 id: 811719e6bf (このIDを非表示/違反報告)
うさ - めちゃくちゃきゅんきゅんしました…やばいです… (11月21日 20時) (レス) @page20 id: 1fc943b7af (このIDを非表示/違反報告)
のあ - よかったです千冬くんの可愛いさがもっと可愛い見えて来ましたなんかありがとうございます (4月30日 19時) (レス) @page1 id: fc0f03648c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆた
| 作成日時：2021年8月4日 1時
