家族になるということ。

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翔吾 「なんか、痩せた？」

「そうかな？」

翔吾 「無理してるんだろ。ちゃんと食べてる？」

「食べてるよ笑。」









たしかに翔吾と会わなくなってから、
ご飯を食べないことがちょくちょくあった。
そのせいで痩せたのかも。









翔吾 「あの日、急にあんなこと言ってごめんな。」

「ううん、私も負担かけてたと思うし、」

翔吾 「なんでよ笑。そんなことない。」









翔吾はゆっくり話してくれた。









私に甘えすぎてるんじゃないかと思っていたこと。
翔太くんの母親と久しぶりに会ってしまって揉めてたこと。
その揉め事に巻き込みたくなかったということ。









「気づいてあげられなくてごめんね、」

翔吾 「いやいや、笑。俺こそごめんね。傷つけて。」

「私だけが傷ついたわけじゃないじゃん。」

翔吾 「、、ずっと会いたいと思ってた。」









私を真っ直ぐみてそう言った。
私もずっと会いたいと思ってた。
もう会えないと思ってたのにこうして会えた。









翔吾 「翔太の母親と揉めたって言ったじゃん？解決してから会いに行こうと思ってたんだ。」

「そうだったんだ。」

翔吾 「うん。、、あのさ、」

「ん？」









緊張したような表情になった。









翔吾 「結婚しよう。」

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