恋する短編集

…2 ページ36

ある日の委員会のあと。









壱馬 「千夏、一緒にかえろ。」

「あ、」









1人で帰る予定だったからいいですよって返事しようとすると、









慎 「先輩、一緒に帰りましょ、」

「えっと、」









慎くんにも誘われた。
どうしよう。









壱馬 「なんでお前が入ってくんねん。」

慎 「俺だって先輩と帰りたいですから。」









まーたばちばちしてるよ。
なんで？←おめーのせいだ。By作者









「じゃあ3人で帰ろ！」

壱馬/慎 「は？」

「え、だってそれで解決できるじゃん。」









私がそう言うとふたりともポカーンとしてる。
私変な事言った？←









壱馬 「鈍感すぎん？いや、ただのあほ？」

慎 「天然記念物並ですよ。」









ふたりとも何言ってるんだろ、









壱馬 「しゃーない。今日は3人でええわ。」

慎 「なんですかその言い方。まぁ今日は仕方ないですけど。」

「？」









こうしてその日は3人で帰った。









なんであんなばちばちなんだろ？←









千夏がいなくなったあとの2人















壱馬 「あんな鈍感だったとはな。」

慎 「もはや尊敬するレベルです。」

壱馬 「まあ、これからはライバルや。正々堂々とな。」

慎 「わかってますよ。」









END









全然奪い合いになってませんね笑

ダメだとわかってても …吉野北人→←先輩と後輩 …川村壱馬、長谷川慎

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