恋する短編集

…2 ページ26

「ん、」









目を覚ますとベッドの上だった。









あれ、リビングにいたはず、、、









ｶﾞﾁｬ､









慎 「あ、起きた？」

「慎？」

慎 「うん。慎。」

「なんでいるの？」

慎 「それはね、」









電話に出た時に声がおかしいって気づいてたらしい。
無理やり電話を切られて怪しいと思って家に来たらリビングで私が倒れてたらしい。









「そっか、ごめんね疲れてるのに。」

慎 「んーん。てかしんどいなら無理したらダメじゃん。」

「、、、」

慎 「仕事のこと考えてくれてるのは嬉しい。でも無理されるのは嫌だな。」









そう言って私の手を握った慎の顔は優しくて、
なんかわかんないけど涙が出そうになった。









慎 「なーに泣きそうな顔してんの。今日はワガママきいてあげるからそんな顔しないの。」

「うん。」

慎 「何して欲しい？」

「ずっとそばにいて欲しい。」

慎 「ふっ、言われなくてもそばにいるよ笑。」









普段はクールな彼の優しさが見れた一日だった。









たまには甘えるのもいいかな、、、なんてね。









後日ー









陸 「彼女大丈夫だった？」

慎 「はい、すっかりよくなりました。」

北人 「あの時の慎の焦り具合はんぱなかったよね。」

壱馬 「あの慎がねえ、、、( ´﹀` )」

慎 「、、、うるさいっす。」









END

鬼コーチ、、、？ …武知海青→←彼の優しさ …長谷川慎

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