対梵天組織設立【東京リベンジャーズ】 (ページ2)

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反社〝空白〟

梵天壊滅の為だけに作られた組織

千咒「なあ、花垣」

その大幹部の瓦木千咒

花垣「どうしたの？」

同じく花垣武道が話をしていた

千咒「首領の事なんだが」

武道「あぁ、、、」

そんな2人の話の内容は、首領の神永Aについて
だった

千咒「あんな善人が反社の首領なんていいのか、と」

空白の首領である、神永A

反社の首領であれば、無慈悲で血も涙も無いような人を
思い浮かべるだろう

だが、Aは違った

世話見が良く優しい、反社に向かないような
笑顔が似合う人間だ

武道「う～ん、、、俺もそう思う」

堅「何の話してんの？」

話の最中に出会ったのは、花垣達と同じ大幹部の龍宮寺堅

千咒「Aに反社は似合わないな、という話をしていた」

堅「あー、アイツさ、昔から正義感が強えの」

武道「え？ドラケン君って、Aさんの事詳しいんですか？」

堅「家で働いてたヤツの義娘だったから、偶に家来てた」

武道「聞いてませんよ！？それに、Aさんの事情は東卍の時聞いてなかったし」

堅「Aは人の心配ばっかで、自分の事は二の次だったしな」

武道「随分詳しいですね、もしかしてAさんの事好きだったり？」

堅「、、、、、、タケミっちの割に鋭いな」

武道「え！？ドラケン君って、エマちゃんが好きなんじゃ！？」

堅「エマ？妹みたいなモンだし、むしろ応援してくれてたぞ？」

武道「ウッソ、俺12年も勘違いしてたんだ、、、」

堅「ハハハっ、まあ、Aの事は全員大好きだしな
、、、、、、取られない内に、ひと段落ついたら告白するつもり」

千咒「、、、Aなやらない」

武道「千咒まで！？」

Aは愛されている

疎いが故に気づいていないが、皆んながAを愛してる

又、Aは自分に着いて来てくれて、支えてくれる皆んなを
大好きなのである

そんな、反社に向かない人達の、堕ちた仲間達を救う為の
努力と愛情と友情の長い物語である

彼らの終点まで、彼らを見守ってくれませんか？