彼岸柱、魔法学園の常識を覆す -1-

第五の刃 ページ5

高らかに宣言して、数秒でグリムを捕まえた。これでも鬼殺隊の柱。ここで侮るわけにはいかないもんね！それに速さなら誰にも負けない自信あるし(ドヤ)



グリム「は、離せぇ〜っ！」


『はいはいどーどー。暴れるのはダメだよ。ね？(あと周りの視線に耐えられねぇ…。)』


リドル「『首をはねろ(オフ・ウィズ・ユアヘッド)！』」



赤髪くん…じゃねえわ、多分先輩。赤髪先輩が「首をはねろ」と言うとグリムにハートの首輪？がつけられた。見た目に反して物騒なこと言うなぁ。(人のこと言えない)



こうしてグリムはつまみ出された。可哀想だけど、猫だもんね…。寮長は新入生をつれて寮へ戻る途中に、学園長に話しかけられた。



内容は至ってシンプル。魔法が使えないユウくんと、魔法は使えるけど女の子である私を入学させるにはいかないらしい。いや当たり前な。闇の鏡が故郷に送り返してくれるって言ってるけど、そんな簡単なことなの？？



案の定闇の鏡は「この者達のあるべき場所はこの世界のどこにも無い」と言った。いや当たり前な(2回目)



学園長もこんなことは初めてらしく、取り乱してた。いやバグってたな、あれは。




『…っ……！』




次の瞬間、酷い吐き気に襲われた。目眩や立ちくらみもしてきた。あかん……。

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