彼岸柱、魔法学園の常識を覆す -1-

第四十の刃 ページ40

『…あ、そう言えば今日もエースオンボロ寮に泊まるの？』



と言った瞬間、その場の空気が一瞬で変わって、氷のようになった。どうしたん？？(鈍感)



デュース「エース…。お前オンボロ寮に泊まってたのか？」



トレイ「ユウが居るとはいえ、……これは話し合う必要があるな。」



ひぇ。トレイ先輩、青筋が立ってますよ…。



エース「」



ケイト先輩も笑ってるものの、目は全く笑ってない。目は口ほどに物を言うの良い例。



『先輩、大丈夫ですよ。エースといると楽しいし。なんならデュースもお泊まりする？？』



デュース「エースが変なことをしないか、見張っておく！」



エース「いやしねぇし！！！」



エースがユウくんに必死に頼み込むと、笑顔で「昨日は泊めたし、今日は野宿で良くない？」とのこと。
ユウくん…君に慈悲と言うのはないのか？



結局、なんやかんやらで、エースはオンボロ寮に泊まる許可を得た。その代わり条件つきだったらしいけど。



条件って？さぁ…、でもエースの顔死んでたからな。(他人事)







ー魔法学園コソコソ噂話ー

〈条件内容〉

・庭の草むしり
・フラミンゴ、ハリネズミのお世話
・薔薇の色塗り
・反省文500枚

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