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不敵な笑みを浮かべたアツヤは、シュート体制に入った。
「これで二点目だ！」
しかし、シュートを打つことなく、稲森のスライディングによりボールを奪われる。
稲森は仲間の声が聞こえないかのように、一人で上がっていくが、染岡にカットされた。
「稲森くん...雷門を立て直すつもりでしょうか。」
Aの予想通り、一人でフィールドを駆け回る稲森の姿に皆が心を打たれ、雷門は立て直された。
小僧丸がゴールに向かい、走る。
「明日人にばっかいい格好させられるかよ！」
小僧丸の必殺、ファイアトルネードが雷門の一点目を決めた。これで、同点となった。
雷門の得点が決まったことで、身動き一つしなかった佐久間が、ゆっくりと息をはいた。
「ホワイトダブルインパクト！」
試合が再開され、すぐに吹雪兄弟は上がり、コンビ技をくり出した。
雷門のゴールキーパー、海腹は踏ん張ろうとするも飛ばされ、またもやゴールを許してしまった。
Aは同じ女の子の選手として、海腹を心配そうに見つめる。その肩をポンっと佐久間が、叩いた。
「お前が緊張してどうする。」
「うぅ...」
その時、フィールドに稲森の声が響く。まずは一点取り返そう！と。
そしてその言葉通り、雷門は白恋に一度もボールを触らせることなく、ゴールを決めた。
「俺なら、ここで白兎屋を入れる。」
腕を組み、背もたれに寄っ掛かる佐久間。隣ではAが同意を示すように頷く。
二人の読みはあたり、染岡はベンチにいる白兎屋にアイコンタクトをとった。
「うちの出番やっぺな！」
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - 初めまして、ありがとうございます！読みやすいと言われるのは初めてで、すごく嬉しいです！更新、頑張ります！ (2019年12月9日 21時) (
レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 初コメ失礼します！小説の内容がめちゃめちゃ読みやすくて好きです…！更新これからも頑張ってください！ (2019年12月9日 18時) (レス) id: 6ae36e2f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2019年10月10日 18時
