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成神とAが食堂へ入ると、三年である辺見がいた。
「あ、辺見ー！一緒に飯食おうぜ！」
成神は手を辺見に向けブンブンと振った。
「おーう！」
辺見は手をあげて二人に挨拶する。
成神とAは辺見の隣にたち、トレーを取った。成神と辺見は肉中心におかずを取っていくなか、Aは「うどんにしようかな」と悩んでいた。
三人が食事をとっていると、佐久間、源田、風丸が三人と同じ机に着いた。
「お前たち、楽しそうだがテストは大丈夫だったろうな？」
佐久間のひんやりとした声に辺見が震えあがる。対して成神は笑顔で頷く｡
「はい！今回はAに教えてもらったところが結構でました！」
佐久間は満足げに成神に頷いてみせると冷や汗をかいている辺見に向いた。
「辺見？」
にっこりと笑う佐久間の目は笑っていない。風丸が「ほどほどにしてやれよ」と苦笑をこぼす。
「いやー！ﾊﾊﾊｯ！」
辺見は笑顔になっていない笑顔で立ち上がると、トレーをいそいそと片付けにいった。
「Aはどうだった？」
佐久間が辺見に「逃げても無駄だぞ！」と、叫ぶ隣で、源田がAに聞いた。
Aは噛んでいたうどんを水で飲み込む。
「数学しか返ってきてないですけど。四点落としました。」
「珍しいな。」
数学が得意なAの結果を聞くと、風丸が驚く。もちろん、９６点など帝国学園の試験ではなかなか取れない数字だ。
しかし、いつも数学は百点であるAにとっては珍しい。
「うぅ、図形問題が難しくて..」
Aが落ち込む隣で、成神がうんうんと頷く。
「あれ、正当率０%だって。」
「源田先輩と風丸さんはどうでした？」
「ああ。まあ、そこそこだ。」
「.......」
「か、風丸さん！？」
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - 初めまして、ありがとうございます！読みやすいと言われるのは初めてで、すごく嬉しいです！更新、頑張ります！ (2019年12月9日 21時) (
レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(プロフ) - 初コメ失礼します！小説の内容がめちゃめちゃ読みやすくて好きです…！更新これからも頑張ってください！ (2019年12月9日 18時) (レス) id: 6ae36e2f02 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時：2019年10月10日 18時
