五話 ページ7
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改めて砂糖とミルクを入れたコーヒーを飲む。
美味美味。やっぱり人間には甘い飲み物が合うのでは??
そんなことを考えていると、新聞を難しい顔で読んでいた沖矢さんが顔を上げる。
「そういえば。なぜAくんは、高崎くん?でしたっけ。その子の家に?」
あー話してなかったか!!ふふふ、話す時が来たようだな……。厨二病が治らないってこういうこと言ってるせいだな。きっと。
『えっとですね、俺、美術専門の高校に通ってるんですけども。遠いんですよ。
あ、学校がじゃなくて、アトリエがっていうか。学校も遠いんですけど。課題も多いし。だから親友の高崎んちに居候してました。
それで最近課題が落ち着いたので、帰ってきたんですよ』
俺が一通り話すと、沖矢さんは眼鏡をくいっとあげた。やべぇ、いまのカッケェー。俺も真似しよ。
くいっ...あれ?って、俺、いまコンタクトォォォ!というか、イケメンがやってなんぼだもんな。ん?でも俺は設定上は美少年のはず__ってそもそも美少年って年齢なのか?
「?」
『いや、ナンデモナイデス!』
変なやつだと思われたな!うん!恥ずかしい…恥ずかしくて死ぬ!!
俺はふと新聞のページに目を向けた。今朝俺が読んでいた新聞の表紙だ。
〈来葉峠で謎の発火事件!未だ解決ならず〉
来葉峠か。そういや車が燃えてたとか、死体が見つかったとかテレビでやってたような?やだなあ、相変わらず米花町は物騒だなぁ。
すると、沖矢さんは立ち上がり、「そろそろ夕飯の準備をしましょう」と言った。
『あ、手伝います』
「いえ、大丈夫ですよ。休んでてください」
「荷物も片付けなきゃでしょう?」と俺の足元のスクバを指さす沖矢さん。
男も惚れるイケメンスマイル!
はうわっ!何人の女性(または男性)を落としてきたんだ!?恐ろしい子!!
申し訳ないが、ここはお言葉に甘えよう。
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目玉焼き隊隊長(プロフ) - みひろんさん» ありがとうございます!修正しつつ更新となりますので、のんびりお待ちいただけると嬉しいです! (2021年4月30日 16時) (レス) id: eeaf961965 (このIDを非表示/違反報告)
みひろん(プロフ) - お初のコメント失礼します。作品を拝見させて頂きました。楽しくて楽しくて♪次の更新が待ち遠しいです!これからも応援しています。 (2021年4月24日 23時) (レス) id: 3625b37890 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - ありがとうございます!のんびり気まま更新ですが、お願いします! (2019年5月28日 23時) (レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
ナシ(プロフ) - 面白くて一気に読みました!更新がんばってください!応援してます!! (2019年5月28日 22時) (レス) id: 9c83a487c9 (このIDを非表示/違反報告)
目玉焼き隊隊長(プロフ) - ありがとうございます!いつまに、こんなに伸びて.......って感じです(笑) (2019年5月18日 21時) (レス) id: 1a796aba38 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:目玉焼き隊隊長 x他1人 | 作成日時:2019年5月16日 12時