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慎side 2024/9
一切顔をあげないから
俺だって気づいてないと思うんだけどな…
Aの前にしゃがんで
着てたツアージャージをかけて…
慎「ここにいるよ」
A「っ、…え」
泣き声が小さくなり
自分から顔をあげたAは
今、俺とお兄さんがいることに
気づいたらしい
てことは
さっきのは独り言だったの？
連れ去られてから
ずっとそう思ってたの？
怖い思いさせて
助けるの遅くて、ごめんな…
A「なんで、いるの…」
彰「もしものときのために
GPSつけてたろ、ピアスに」
A「あ…」
忘れてた、って顔で
ピアスを触ってて
お兄さんが
今日つけてたピアスを聞いてきた
意味が分かった
A「まこ…、っ、ごめんなさい」
慎「大丈夫、よく逃げてきた
足、汚れるから、おいで」
裸足が気になって
抱っこしようと
Aの腕に触れたとき…
A「いやっ」
手は振り払われ、空中停止
想像してなかったことに戸惑ってしまった
A「っ、ご、めん」
俺が触ったところに
片手を重ねてて、また震え出す体
部屋でのことを
思い出させちゃったみたい…
近づいたらダメなんだ、と思って
狭いエレベーターの中で距離をとった
戸惑ってるのは
Aも一緒らしい…
慎「あ、うん、ごめん」
A「お兄ちゃんっ、どうしよっ
私また、あのときにっ、戻っちゃった」
さっきの本能的な動きを
Aは受け入れたがらないけど
体は正直、それが全て
少し落ち着いてた涙も
浅い呼吸も
震える体も
全部が悪化してきてる
彰「A、一旦深呼吸しよ
大丈夫だから、な？慎くんだよ？」
お兄さんも俺と同じく距離を保ちながら
優しく声をかけた
でも…
A「いやっ」
��聞きたくない��と耳を塞いで
壁に体を押し付けて
俺らから逃げようとしてる
この先、どうなるんだろ…
幸せは一瞬で崩れた
あぁ…、想像できない
辛い毎日が待ってるんだろうな
Aが辛い思いしながら
頑張って男性恐怖症を克服した
努力がなくなって
振り出しに戻ったことを悟った
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riku推し(プロフ) - しおりさん» しおりさん、コメントありがとうございます！泣きながらっ？！それは喜んでいい涙ですかっ？！嬉しいです！コメントモチベーション上がります！続編もよろしくお願いします！ (2023年2月8日 5時) (
レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
しおり(プロフ) - 7の最終話泣きながら読みました。続きもこのまま読ませていただきます( ノД`)… (2023年2月8日 1時) (レス) @page50 id: 54c6e74cc8 (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - れいさん» れいさん、コメントありがとうございます！毎日お待たせしてすみません😣できるだけ早く続き考えて更新します！今後もお付き合いいただけたら嬉しいです！コメントモチベーション上がります〜☺️ (2023年2月5日 16時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
れい(プロフ) - 続編毎日待ってます><！ (2023年2月5日 15時) (レス) id: 46f4834660 (このIDを非表示/違反報告)
riku推し(プロフ) - y3gunluvさん» y3gunluvさん、コメントありがとうございます！お待たせして申し訳ございませんでした！パパの制裁どうしようか、考えてましたw今後2人がどうなるのか、今後も読んでいただけると嬉しいです！あまりハードル上げないでくださいね🤭 (2023年2月4日 8時) (レス) id: 6429ca0a87 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：riku推し
| 作成日時：2023年1月11日 22時
