手を差し伸べた彼４

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陸side 2022/10




Aが考えて言ってるのはわかるけど
俺だって1人の人間


RIKUだけど青山陸でAの彼氏


できるだけ普通に生活したい





A「わかった
　 でも、陸のファンを
　 悲しませることはしたくないの」


陸「うん、ファンのことも俺の気持ちも
　 理解してくれてありがとな

　 Aの気持ち大事にするよ」


A「…頑張らないといけない時期に
　 女問題は冷めた。
　 応援してたのに。
　 こういうのは見たくなかった。
　 さようなら。」


陸「なに？」


A「記事のコメント」


陸「あぁ」


A「こんなこと
　 言われちゃうんだね」


陸「もしそうなったら俺が守るから
　 ずっと、ついてきてよ」


A「また、頼っちゃうね」


陸「頼れよ
　 頼ろうって思われる男でいたい」


A「陸には敵わないな〜」


陸「また1人で悩んでると思ってたから
　 会いに来てよかった」


A「当てられちゃった」





ほんと俺の姫は思ってること隠すし
話す雰囲気になったら察して逃げるし
俺から聞いてあげないと
話さない困ったちゃん


何食べたいか聞いた時はいつも
焼肉！お寿司！パスタ！って
自分から言えるのに


相談事とかになると、いつもこう
まぁ、個性だしそこも含めて好きなのには
変わらないんだけど…ね


じっくり話したあと
飯食って一緒に風呂入ることにして
久しぶりに見る身体





陸「なんで入浴剤いれんの〜」


A「当たり前〜」





先上がって洗面台で体見ながら待ってると
ドアが開いた





A「わぁ！なんでまだいるの」





そしてすぐ閉まるドア





陸「待ってたのに何でまた戻るの〜
　 出てきて〜」


A「いやー！入ってこないでよ！！」


陸「そんな悲鳴あげないでw」





バスタオルを広げて
軽く髪ポンポンして
抱き上げた


抵抗してくるけどベッドでおろして
恋人らしくいい夜を


終わった後は風邪ひかないように
毛布多めに掛けておいた


そういえば健太と樹は大丈夫かな？


記事のコメント欄開いて
自分の目で見てみる


結構酷いな…
彼女がこんなん言われてたら
耐えれる気がしない


でもAは何が何でも俺が守るから
ずっと隣にいてほしい


ずっと隣で寝ててほしい
毎日笑顔を見ていたい


愛してるよ

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