手を差し伸べた彼４

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Aside 2022/11





今、ジェネと一緒に廊下走ってる
カオスな状況


なぜかと言うと
次の現場の入り時間が迫って来てる
ジェネを送れるのは
たまたま車で来てた私しかいないから


渋滞になる前に
別の局に送り届けないといけない
ミッションが課された





玲於「お嬢運転できるの
　 初めて知ったんだけど」


A「北海道の田舎は車ないと
　 生活できないの」


隼「んで、車持ってるのも初耳」


裕太「しかも全員乗れる
　 でかい車ってことやんな？」


A「うん、運転は安全だけど
　 方向音痴は否定できない」


亜嵐「不安なのは俺だけ？」





ダッシュで駐車場着いて
車の鍵開けてジェネ押し込んで
定員8人乗せて出発





龍友「ナビ任せろ」


メン「お嬢の運転技術より
　 龍太のナビスキルにかかってる」


涼太「アプリ読むだけや」





豪雨の中なんとか間に合って
ジェネ降ろして第1ミッションクリア


ーーー


佐藤マ「次の現場ある
　 力矢、陣、健太、山彰、翔平、昂秀
　 以外のメンバーは帰り少し待って」


「「はーい」」


佐藤マ「うちの移動車のタイヤ狙われて
　 動かせないから
　 次ある6人はお嬢の車で移動して」


「「え？！」」


佐藤マ「ジェネのもやられてて
　 先に入り時間早いジェネ送ってから
　 ランペだから待ってて

　 他のメンバーは別の移動車が
　 到着次第帰れるから」


ーーー




A「あれ、なんで陸もいるの？」


陸「心配だから」


山彰「陸さん心配性発揮してんのw
　 お嬢よろしく〜」


「「よろしく〜」」


A「力矢さんとか健太くんが
　 運転した方が確実だけど
　 出発しまーす」




ランペも無事に送り届けて
ミッション達成




A「タイヤ狙われるって
　 よくあるの？」


陸「前もあったみたい」


A「そっか…大変だね」


陸「今日はAいなかったら
　 やばかったほんとにありがとう」


A「陸が忘れ物してくれたからね」


陸「まさかのファインプレー」


A「ヒーロー気分返して」


陸「ごめん」

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