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陸side 2022/8





ライブ終わり


メンバーは飲み会とか寝るとか話してて
俺だけ帰る準備




翔吾「陸さーん、飲み会行きません?」


陸「行きたいんだけど、ごめん」


翔吾「予定あるならしゃーないです」


陸「俺の問題児があの噂信じてるから
  会ってくるわ」


翔吾「?…お嬢っすか?」


陸「なんか、避けられててさ
  多分噂聞いたんだと思う」


翔吾「陸さんがお嬢と
  別れられるわけないやんw

  LIVE前お嬢の寝顔写真見てから
  ステージ立つぐらい大好きやのにw」


陸「まだ愛情が足りないみたいw
  それ本人に言わないでよ!!」


翔吾「わかってますよ〜
  てことは、今から東京ですか?」


陸「まだ最終間に合うから帰るね」


翔吾「気をつけてくださいね」





LIVE前にマネに頼み込んで
何とか今日の夜1人先に東京に
帰れることになった


深夜の東京について
タクシーでAの家に着いて合鍵の出番


何かあった時のためにって
俺と佑木さんに合鍵預けてて


最初がまさかこういう使い方になるとは
思わなかったけど大活躍





陸「ふふ 幸せそうに寝てんな〜
  ただいま」




前置いて行った短パンだけ履いて
シングルベッドの手前に入った


本当に起きないよな〜
久しぶりに会ったな〜
あ、寝顔寝顔。また1枚ゲット〜


朝、鳴り続けるアラームに
少しイライラしつつ


Aが起きるまで寝た振りを決行


案の定俺がいることにビックリしてて
案の定噂を信じてた





陸「あのさ避けるのはやめてよ。傷つく」


A「ごめん」


陸「もういいよ。不安にさせて悪かった。
  黙ってた俺も悪かったな。ごめん」


A「いや、陸は何も」


陸「これだけは覚えてて?
  俺たちが別れることは絶対ない」


A「うん」


陸「もし今後、変なこと聞いても
  不安にならないでよ?

  周りの言葉より俺の言葉信じて」


A「うん」


陸「よし、わかったなら解放してあげる!」


A「暑かったー!!
  真夏に抱きつかないでよ〜」


陸「誰のせいでずっと会えなかったと
  思ってんの」


A「私です」


陸「ま、お互い様だなw

  あのさ、俺のマンションに
  引っ越してこない?
  1部屋空き出ててそこ入らない?」


A「家賃払えないよ」


陸「そこ考えないでさ
  とりあえず置いといて。

  俺の仕事が遅くなっても
  今よりすぐ会えるよ?」

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作者名:riku推し | 作成日時:2022年3月20日 1時

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