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Aside 2022/7





お兄ちゃんなんか欲しいもんある?




というLINEが来て30分


ランペがツアーに行って
今日はジェネが面会に来てくれた





龍友「ほれ、リップ」


A「ありがとー
  丁度なくなっちゃったの」





ジェネが来てからなんせ
騒がしい、騒がしい


振りの確認しだすメンさん


そこ違うと指摘する裕太くん


ソロパートの振り作ってる玲於くん


え、そここーちゃうの?って
間違いが発覚するお兄ちゃん


電話しに行った亜嵐くん


忙しいのに来てくれたんだね





涼太「今日は俺らとの時間ね」


A「え?」


涼太「今日ならランペに邪魔されないからw」


A「ふふ、ありがとう」


隼「最近ジム行ってもお嬢いないから
  モチベーション上がらないんだよね」


A「私はみんなのモチベーション
  上げるためにジムにいるの?w」


隼「少なくとも俺はね」


A「体動かしたい。
  訛りすぎてるからジム行きたい」


隼「今は休めってことなんじゃない?」


涼太「そーやな、働きすぎだよ」


A「泣いちゃう」


隼「ちょっ」


A「泣かないけど、泣くほど嬉しい」


涼太「お嬢が頑張ってるのは
  みんな分かってるよ」


隼「そうそう」





2人の言葉が心に響いて
危なく泣くところだったよ


ジェネが帰ってからは静かになりすぎて
…いや、あの人たちがうるさすぎて
1人の静寂が倍寂しい





[ コンコン ]





看護師さん?






?「入るで〜」


A「え?お兄ちゃん?」





なんで?え、さっき帰ったよね


姿が見えたら、本当にお兄ちゃん…え?





A「どーゆーこと?忘れ物?」


龍友「泊まるわ」


A「泊まる?ここに?」


龍友「なんや、あかんか?ま、嘘やけどw
  寂しそうな顔してたから
  寝るまでいるよ」





私が寂しそうな顔してたからメンバーと別れて
看護師さんに消灯までって
特別な許可もらって戻ってきたらしい


正直、すごい嬉しい





龍友「泣くほど嬉しかったんか」


A「…うん(泣)」




ベットサイドに座って抱きしめてくれるのも
ティッシュで拭いてくれるのも
背中トントンしてくれるのも


全部何も言わずにやってくれる


私がこんなんだと
お兄ちゃん心配で帰れないよね


泣き止まないと





龍友「好きなだけ泣いたらええよ」

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作者名:riku推し | 作成日時:2022年3月20日 1時

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