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3-22. ページ22

陸side 2022/7




陸「Aのご両親には連絡してるからね
  昨日悪天候で今日の午後の便で来るみたい」


A「色々ありがとう」


陸「全然。はぁ…本当によかった…」





Aの手を握ると握り返してくれる
今はそんな普通のことでも感動する


ベッドにいるけど、入院してるけど
笑顔を見るだけで幸せ





A「ねえ!美咲さんと真田さんは?」


陸「あぁ…真田さんは肋骨の骨折と打撲。
  後藤さんは…まだ…意識が…」


A「っそんな……」


陸「頭打ってたみたいで…」


A「そっ…か…」


陸「待とう…な?」


A「うん」




これを言ったらAは
自分だけ助かったって責める気がする


でも、いずれ知る事実。
受け止めないといけない





A「もう大丈夫だから、家帰って寝なよ
  疲れた顔してる」


陸「このあと仕事なんだ。
  ご両親に挨拶してから行くよ」
 

A「うちの両親はいいよ。
  睡眠時間減っちゃう」


陸「だめ。HIROさんもくる」


A「……」


陸「みんなを巻き込んだ…迷惑かけた…って?」


A「なんでわかるの」


陸「なんでかー、愛してる人だから?」


A「なにそれ(笑)」


陸「ずっと……ずっと俺の横で笑っててよ。
  Aがいない人生はむり」


A「ん〜、私わがままだよー?
  気分屋だよー?大変だと思うよ?」


陸「それぐらい全部受け止めるよ」




フェスが延期になったことも言った。
また自分を責めてる顔してたけど
俺に怒られるからか、言葉には出さなかった


それからHIROさんが来てAに謝ってた
AもHIROさんに謝ってた





HIRO「フェスはいつでもできるの。
  でも、命は1つだけ。
  もう謝るな、わかった?」


A「はい」





北海道からご両親が病室に到着して挨拶。
交際を認めてもらえて、よろしくって言われた


俺が責任持って大切にする
誰に何を言われようと守る


この日の夜、久しぶりにちゃんと寝れた


朝起きたら事務所に呼ばれて会長室に行くと
HIROさんから茉穂が警察に補導されたことを
聞いた


生活範囲内に姿を目撃するから
パトロールを強化してもらったら即補導


頼むから、これ以上近づかないでほしい
もう迷惑だってわかってくれ


Aが退院する前に対処できてよかった









 
 

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作者名:riku推し | 作成日時:2022年3月20日 1時

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