この“世”の醜さ、美しさ【呪術廻戦】

Curse tool ページ21

その呪具を首にかけたまま、とある呪霊にであった



階級は特級と呼ばれるもの


とても、強かった



｢貴様、首から提げているものはなんだ？｣

そう、呪霊に聞かれた


俺はそれに答えるためにするりと小刀を首から外してみせる


『よく分からない小刀。』



本当のことをキッパリという


すると、呪霊が


｢おお、それは……｣





って言うことがあってね、



まあ、俺を舐めて油断していたんだろうね


全部教えてくれたよ


この小刀は“呪言の護り刀”と言うらしい


使用者は首から提げる

発動条件は呪霊に触れていること、

そして言葉を発する



そしたら、大体のことは実現するらしい



え、普通に強いじゃん、

教えてもらった時、そう思った



あ、もちろんその特級呪霊は殺したよ



甚爾さんが、





通りかかっただけと言っていたけど


心配して見に来てくれたのだろう



うん、まぁそのおかげで助かったから何も言えないんだけど、



それ以降、俺はその護り刀の効能を調べていた





1番良かったのは呪具にすること






使えるやつだったら使えるし、



使えないやつでも売れば金になる






とても便利だった

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