【暗殺教室】アネモネに包まれた少女。 (ページ9)

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七輪目ページ9

「……あ」

明日の予習も課題も済ませ、寝ようとして……まだするべき事が有ったことに気付く。

「……茅野さんに、謝んなくちゃ」

……あ。

「……連絡先、知んないじゃん私‼どうすんの、私ぃ‼」

……なんて騒いでると、何故か茅野さんからL●NEが来る。

……あ、そっか、渚にE組のグループ入れてもらって……その時に友達になって貰ったんだっけ？

「えっと……それより内容内容……」

なんて呟きつつ、LI●Eを開く。

……と。

『今日はゴメン、嫌なこと聞いちゃった？』の文字と可愛いキャラクターが土下座をして謝っているスタンプ。

……女子だ。

なんて思いながら、私は慌てて返信する。

『いやいや、私こそつい無愛想になっちゃって……ゴメン‼』

そう送ると、数十秒で返ってくる。

……速い。
コレが女子の普通なの？

なんてしょうもないことを考えながら読む。

『じゃあおあいこだね‼って事でよろしく‼』

……天使だ。

うん、天使。天使以外の何者でもないわ、うん。

『……カエデって呼んでいい？』

『もちろん‼じゃあ、Aって呼ぶね‼』

数秒で返ってくる。

……速い(本日２回目)。

この日から茅野カエデこと天使は(普通逆)私のお気に入りへと昇進したのだった。