幸せ 王賁 ページ12
※玉鳳隊所属・槍使い・実戦練習に近い形でやってると思ってください
gege様リク
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賁「おい、A。
対人に付き合え。」
「え」
賁「断るなよ。」
「え」
私の恋人、王賁君は非常に私の扱いが雑なんです。
彼から好意を伝えてくれたんですけどね。
私もずっと、賁のことが好きだったから、すごく嬉しかった。
こうやって一緒にいられるのもすごく嬉しい。
けど、対人は結構精神が疲れる。
なんでかって？
そりゃあ、槍と顔面だもん。
えげつないくらい早くて鋭い槍と、
めちゃ真剣なイケメンの顔が同時進行とかさ、
無理やん←
気抜いたらゲガするし。
互いに構えて、刃を交える。
金属がぶつかる音がする。
最初はゆっくり。
だんだんと速度を上げていく。
ヒュッと王賁の槍が空気を切る音がする。
「やっ、ばっ！」
うまく身をよじって交わしたもの、
体制を崩して、後ろに尻餅をついた。
賁「すまん。」
声から、焦っている様子がうかがえる。
「大丈夫。
手加減してよね、ほんと。」
賁「天幕に行くぞ、手当てする。」
「いやいや、そんな大した怪我じゃないよ。」
賁「そう言ってこの前の戦でも怪我が悪化していたではないか。
それに今回は俺がお前に怪我をさせた。
責任を持って俺が手当てする。」
「いや、そn「黙れ」、ひど。」
たまにこうやって、
私のこと気にかけてくれる。
それがたまらなく愛おしくて、
でもこの先、いつか、
戦場にいる私たちは、この世を去るわけで、
いつまで一緒にいられるかわからない。
先を歩く優しく逞しい大きな背中を、
あと何回見られるかわかったもんじゃない。
明日私は死ぬかもしれない。
もしかしたら王賁が死んでしまうかもしれない。
今この時間が私たちにとって、
大切な宝物。
先を歩く王賁に抱きつくと、
肩が少しあがる。
賁「なんだ、いきなり。
また怪我するぞ。」
「大丈夫、次はきっと王賁も道連れだから。」
「馬鹿か。」
落ち着き払った声で言ってるけど、
耳が赤いのは知ってるよ。
「ねぇ、王賁
私今すっごく幸せだよ。」
賁「そうか。
俺は今、きっとお前より、ずっと幸せだ。」
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文才は、おかんの腹の中に置いてきたっぽいです。
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ここ - めっちゃ癒されます！紫詠で書いてほしいです！ (2022年6月10日 22時) (
レス) id: 8118ed07e8 (このIDを非表示/違反報告)
高木さん - 蒙恬とほうめいで胸キュン描いて欲しいです (2021年9月23日 13時) (レス) @page17 id: 1b00569172 (このIDを非表示/違反報告)
抹茶 - リクエストで昌平君描いて欲しいです！ハッピーエンドで (2020年10月15日 10時) (レス) id: 4556abf82f (このIDを非表示/違反報告)
あられ(プロフ) - 了解です、承りました〜！！李牧様は少し時間がかかるかもしれませんが、ご了承ください、！ (2020年8月22日 9時) (レス) id: b971fdcaf0 (このIDを非表示/違反報告)
蘭(プロフ) - いつもとっても楽しませてもらってます^^*リクエスト可能でしたら、戦から帰ってきた李牧様と妻の夢主の話を書いて頂けないでしょうか！応援しています！ (2020年8月16日 18時) (レス) id: 22f1b67869 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あられ | 作成日時：2020年5月17日 2時
