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連れていかれるままリビングへ行くと、テキパキと朝ごはんの準備をし始める。
康二「あの〜、なにか手伝うことありませんか？」
ラウ「いいのいいの！康二くんは座って待ってて」
笑顔でそう言うラウールくんに言い返す事も出来ず、素直に椅子に座った。
『あ、康二くんのスーツまだ濡れてるんだけど、会社大丈夫？』
康二「あ〜うん。俺、会社辞めてん。せやから大丈夫なんよ笑」
ラウ「自主退職？」
康二「せやねん。この歳で無職になるとか、ホンマにアホでしかないよな笑」
あ〜あ、ホンマに馬鹿なことしたな
人には言えないような悲しみが心の中に広がる
これからどうするのか。
とりあえず貯金はそこそこあるけど、それだっていつまでもつかは分からない
康二「まあ、2人が家を出る時間にはちゃんと出ていくから、服は洗って返すな。笑」
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作者名：春夏
| 作成日時：2020年10月17日 14時
