気まぐれ図書館 (ページ6)

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君の部活はサッカー・廉ページ6

次の日

学校に行くのがちょっとだけ憂鬱だ

実は紫耀に会いに行くのをやめた理由はもうひとつあって、他の人と仲良くしてるのを見たくなかったから

でも今日は紫耀の部活を見てなきゃいけないわけで、チームワークが大切なサッカーなら尚更だ

「はぁ……」

自分の席に着いてため息を落とす

？「れ〜ん〜、ため息なんてしてたら幸せ逃げちゃうよ？」

俺に話しかけてきたこいつは、同じクラスで唯一の友達、高橋海人

海人の席は俺の前で、入学して早々に俺に話しかけてきた

もちろん何を話したらいいのか分からなくって黙りこくってたんやけど

それを１週間以上もしていたのに毎日のようにしつこく話しかけてきた海人

さすがの俺でも負けたし、こいつなら大丈夫かなって

海人は俺にばっかり執着しすぎて、ほかの友達を作るのに出遅れたみたいなことを言ってた

なんかよう分からへんけど、『自分の席の後ろの人から攻略するって決めてっから』ってのも言ってたｗｗｗ

「そういえば、海人ってサッカー部やんな？」

海人「そうだけどどうしたの？もしかしてサッカー部に…「そういうんやないけど」えっ？じゃあ何？」

「部活見たいんやけど、一緒に行ってもええかな？」

海人「なんだ、そんなこと？別にいいけど」

そう言った海人に感謝して寝る

昨日は紫耀のことで頭がいっぱいで寝られなかったから