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Episode 47 ページ7

「私の結界内で戦っても、いたずらに魔力を消耗するだけよ」


「……ふん、随分と大掛かりな手できたもんじゃない。

水がある限り、兵力は底なしってこと?」


「ならば、大元を絶つまでです」


「勇ましいこと。

でも私に剣を振るうのは、これを見てからにするべきじゃない?セイバー」



そう言って手を掲げたキャスターの傍に浮かぶのは、眠らされている藤村先生だ。

人質を取ったなら、まだ交渉する気があるということでもある。



「藤ねえ!!」



キャスターは手を握り込むように力を入れると、藤村先生の首元に赤い魔力の糸が巻き付く。

いつでも殺せる、という脅し。

間違いなく、士郎や凛には効果抜群だろう。



「人質をとって、なにをするって言うのよ」


「貴方に用はないわ。

関心があるのはそこの坊やとお嬢さんよ。

坊やの魔術回路は面白いわ、できれば殺さず手に入れたい。

勿論、そこのお嬢さんも特殊な存在ですもの。

協会に引き渡すより、私と共に来てもらいましょうか。


分かって?

こんな無粋な真似をするのも、二人を生きたまま仲間にしたいから。

貴方達が私の人形になるのなら、これ以上の荒事は止めてあげる」


「なに勝手なことを!

マスターに黙って好き放題やってる奴が!」


「あら、嫉妬?

でも残念、私がほしいのは完成した万能ではなく、不完全な特異能力だけですもの。

さぁ、返事は?」



士郎を見るが、士郎は答えようとしない。

それに従って、深影も黙り込む。



「……困った子達ねぇ。

悩むことなどないでしょうに、いくら坊やのセイバーが優れていようと無尽蔵の魔力を持つ私を倒すことはできないわ。

私の力の供給源は街に住む全ての人間。

千人単位でマスターを持っているようなものよ。

それがどういうことか分かって?」


「貴様……!まさか!」


「そう、魔力のない人間でも魂そのものは別でしょう。

私たちは元々ソウルイーターだもの、マスターから命という魔力を奪えばいくらでも魔力を引き出せる。

さぁ、貴方達に勝ち目はない。

全員、私に従いなさい」

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作者名:Zyn | 作成日時:2019年12月15日 9時

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