episode5 ページ6
教師「…申し訳ないけど、質問や自己紹介などしたい人はこの後の休み時間にしてくださいね。」
その後、普通に先生の話が始まって、ホームルームは終わった。
先生が話している間、なぜか色んな人にチラチラと見られていた。
注目されるの嫌なんだけど。
チラチラ見るとか、失礼じゃない？
「…ふぅ。」
男子「あの！」
ホームルームが終わって一息ついた途端、隣の席の男子に話しかけられた。
男子「波河さん、よろしくね！俺は南野真(みなみのまこと)。」
「あ、あぁ…よろしくね。」
女子「ねえねえ波河さん！」
他にもだんだんと人が集まってくる。
…面倒くさい。
女子「好きな食べ物はなんですの？」
…それ聞いてどうするの…まあいいか、何でもいいから話しかけたいんだろうな。
「んー…サンドウィッチ。」
女子「えー！そうなの！？ヘルシー！だからそんなにスタイルいいのね！」
「私そんなにスタイル良くないよ。それにサンドウィッチだけじゃスタイルなんか良くならないでしょ？」
女子「私はフォアグラが好きですの。」
何故か分からないけど好きな食べ物の話で盛り上がっていると。
男子「波河さんは、どこの学校から転校してきたんだい？」
「……麻上高等学校。」
女子「え！？それ本当！？」
女子「はぁ…かわいそうに…そんな“下級”の学校に…この学園に来れて良かったですわね！波河さんにはこの学園の様な“上級”の場所がぴったりだわ！」
男子「よかったね。波河さん。」
皆が笑顔でそう言ってくる。
……………は？
何勝手に前の学校の事馬鹿にしてるの？
意味分からない。
下級学校？…私には貴方達みたいな人しかいないこの学園の方が下級に見える。
ここの人達、まずモラルがない。
やっぱり、お金持ちしか通わない学園なんて、こんなもんか。
「………ごめん。ちょっと、水飲んできていい？喉渇いちゃって。」
女子「ええ、いいですわよ！」
はぁ…ちょっと頭を冷やそう、このままだと頭に血が上りそうだから。
そう思って早足で教室を出て行った。
―Noside―
？「………。」
女子「あ、あの…」
一方教室の中心では、複数の女子生徒が、顔を赤らめながら白い制服の彼を取り囲んでいた。
？「…ん？どうしたんだい？」
女子「はぁ…かっこいい…」
女子「普通に返してるだけですのに…」
ヒソヒソと他の女子達が話す。
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shuna(プロフ) - きよひーさん» ありがとうございます！楽しんでいただけてとても嬉しいです！頑張ります！ (2019年9月1日 14時) (
レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
きよひー(プロフ) - 面白いですね！更新待ってます、頑張ってくださいo(･ω･´o)(o｀･ω･)o (2019年9月1日 11時) (レス) id: 276c9143cf (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 幸別愛友さん» 見てくださりとても嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年8月12日 11時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - 更新が凄く楽しみですね！頑張って下さいp(^∀^)q (2019年8月12日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 礪さん» 読んでくださりありがとうございます！時間があれば頑張って更新しますね！ (2019年8月11日 22時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：shuna | 作成日時：2019年8月11日 18時
