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episode11 ページ13

―Aside―



昼休みも終わり、今は授業を受けている。



…まあつまらない。



聞いてるフリして聞いてない。



何やら黒板に先生がスラスラとかいている。



教師「…ではこれを…髭切。」



髭切「…」



先生がそう言うと、このクラス唯一白い制服を身にまとった青年がサラッと答える。



教師「正解。じゃあ次の問題だ。」



女子「さすが、髭切様…」



女子「あの問題、普通の人じゃ分からないですものね…。私も全く分からない。」



周りがざわめく。



…髭切って…どんな人なんだろう。



そんな事を考えながら、気づかれない様にこっそり髭切って人を見つめていると。



教師「で、この問題を…波河。こっちは答えが長いから、黒板に書いてくれ。」



えっ。



女子「かわいそう…波河さん。」



男子「転校してきてすぐこの問題って…」



はぁ、面倒くさいな。



そう思いながらも立ち上がって、前に出て黒板に答えをかいた。



さっき周りがこそこそ話してるの聞こえたけど、私そんなに頭悪くないし。



こんなの簡単。



教師「おぉ、正解だ。」



それを聞いて、言われるまでもなく席へ戻る。



女子「すごい…」



男子「俺、波河さんに教わろうかな…!」



全く、丸聞こえだな。



ま、教える気もないけど。



自分でやれってね。



あの…髭切って人、嫌にならないのかな。



毎日毎日言われてるだろうに。



美形の人は大変だねー。



髭切「……」









今日一日の授業が終わった。



早く帰りたい。



まだ、何人か残っている。



鞄に色々と詰めていく。



「…あ。」



明日の連絡メモしておくの、忘れてた。



また鞄からメモ帳だけ取り出す。



明日の連絡多いな…。



結局、何十個の連絡を書いたら、5分くらいかかってしまった。



どんだけ多いのこの学園の連絡事項。



まあ今日だけかな。



メモ帳をしまって、教室を見渡す。



あれ、皆いなくなってる。



…いや、まだいた。



よりによって…



髭切「…ふぅ。」



あの人。

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shuna(プロフ) - きよひーさん» ありがとうございます!楽しんでいただけてとても嬉しいです!頑張ります! (2019年9月1日 14時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
きよひー(プロフ) - 面白いですね!更新待ってます、頑張ってくださいo(・ω・´o)(o`・ω・)o (2019年9月1日 11時) (レス) id: 276c9143cf (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 幸別愛友さん» 見てくださりとても嬉しいです!ありがとうございます! (2019年8月12日 11時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)
幸別愛友 - 更新が凄く楽しみですね!頑張って下さいp(^∀^)q (2019年8月12日 11時) (レス) id: 978af02bfc (このIDを非表示/違反報告)
shuna(プロフ) - 礪さん» 読んでくださりありがとうございます!時間があれば頑張って更新しますね! (2019年8月11日 22時) (レス) id: 6cb408ae69 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:shuna | 作成日時:2019年8月11日 18時

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