【刀剣乱舞】死んだら本物の審神者に成り代わったんだが…【ブラック本丸】

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この人がどんな話し方をしているのか、どんな立ち振る舞いをしているのかが頭にいっぱいで話をほとんど聞いていない。

｢主殿、今短刀達は、その……あ、主殿…？｣
｢…え？あっえっと、んーと…とりあえず、鏡はどこ？っていうか…うん…｣
｢？…えっと、申し訳ございません、聞き逃してしまって…もう一度、お願いできますか…？｣

考えれば考えるほどだんだんと小さくなっていく声に恥ずかしくなり、とりあえず要件を伝えたが聞こえていなかったようだ。これだからコミュ障はと誰かに罵られたい気分だ。

｢だ、だから鏡！ある所！洗面所！みたいな所に…行きたいんだけどもね…？えっと…｣

緊張で出てしまった大声に驚いたのかビクリと体を跳ねさせる一期一振に申し訳なくなり、また声が小さくなる。

｢うっ、えっ、おっきい声で驚いちゃったの…？えっ、ごめっ、ほんとに…｣

体を震わせ怯えた顔をされ、慌てふためいてしまい知っている謝罪の言葉全てを使って一期一振に謝るまで、あと10秒。



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とりあえず鏡がみたい女子高生
誰もいないと独り言がいっぱい出ちゃうタイプ。
ホラーやスプラッタなどが苦手で、怖い番組を見た日は友達と電話をしながらオールするのが定番となっている。


大声にビビった一期一振
審神者の足音が聞こえてきたので急いで弟達がいる部屋から出てきた。
来られたくない訳では無く…とか言っているが、本音は来られたくない。というか主殿と呼びたくない。

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