2 ページ2
・
授業中、先生が出席番号の順番で生徒を当てている
黒板には黄色やピンク、白などのチョークで色がたくさんあって
1番の人は黄色、2番の人はピンク、3番の人は白……と言うように
この先生はちょっと変わった当て方をする
「えっと、じゃあ8番の人はピンクの問題を解いてみて」
「はい」
隣の席のあの子が当てられて、黒板に向かって行った
『ちょっと〜、ピンクの問題を解いてって先生言ってたよ!』
あの子は黄色の問題を解いていた
「あ、本当だ。ごめんね。私おっちょこちょいなんだ。あはは」
『問題を間違えるよりも色間違えるなんておっかし〜!』
冗談でそう言ったらあの子は黙った
今思ったら、分からなくてごめんね
・
39人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ハバネロ(プロフ) - たくさんの方の心に響くような作品になれたみたいで、光栄です^^!お一人ずつに返してしまうとコメントが埋もれてしまうので、いつでも読み返せるように敢えてご返答していません。いつも皆さんのコメントを読んで元気を貰っています。出会って下さりとても嬉しいです! (2020年2月5日 18時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
冬(プロフ) - 感動しました。 (2020年1月28日 17時) (レス) id: 6b189c6cdf (このIDを非表示/違反報告)
ちーかま - 感動しました。読むにつれて「あぁ、そういうことなんだな」と、お話がスッと頭の中に入ってくる感じがとても好きです。 (2020年1月28日 4時) (レス) id: 8f9925b559 (このIDを非表示/違反報告)
momo(プロフ) - ・・・すごいです。このような小説、私には書けません。 (2019年12月8日 13時) (レス) id: 36cbd6f1b0 (このIDを非表示/違反報告)
星波 きらら(プロフ) - 色彩障がいの方のことなんですよね。きっと (2019年12月4日 20時) (レス) id: f1118fd80f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ハバネロ | 作成日時:2019年5月13日 1時