番外編2 ページ26
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「さて!主役が到着した所で皆さんクラッカーの準備はいいですか?ヌルフフフフ」
「「はーい」」
『え?は?クラッカー?何それ。いやクラッカーは知ってるんだけれどもって、まず君ら誰だ?』
ボロボロの教室に案内されて、なんか大勢の生徒達に囲まれてて私パニックです
皆の手にはクラッカーがあってその中心に私立たされてるんだけど、これ全部私に発射する気?
「では行きますよー!改元を祝して!」
あ、なんか天井からカンペが来た
「「令和元年もこの作品をよろしくお願いします!」」
『よ、よろしくお願いしますっ!』
パーン
*
「……と本来なら台本はここまでの筈ですが、それだと寂しいので台本を無視して皆さんで王様ゲームでもしましょう!」
「殺せんせーこの小説で出番無いもんね」
「ニュヤ〜。それは言わないで下さいよ中村さん」
……あ、黄色いタコと話しているのは我が友では無いか!
よく知っている金髪が居てちょっと安心した!
莉桜の隣行こ〜
私は円になって座っているE組生徒の後ろを通って莉桜の元へ行こうとしたんだけど……
ぐいっと誰かに腕を引っ張られた
「どこ行こうとしてんの?ここ空いてんじゃん」
『ヒッ!何でご主人様がここに?って言うかここってどこも空いてないじゃないですか!』
「あ、あの!わ、私もう少し詰めましょうか?」
「いいよ奥田さん。コイツ俺の膝の上に乗せるから」
ぽんぽんと彼は自分の太ももを叩く
そこに乗れってこと?こんな大勢の前で?
想像したら顔が熱くなった
『絶対嫌ですからね!』
「馬鹿だね。後でどうせ乗る羽目になるのに」
『は?何言って』
「だってこれ王様ゲームだから」
『失礼します』
彼の胡座の上に腰を下ろす
わああああ、密着度合いが今までで一番MAXで
めっちゃ恥ずかしいぞコレ
「殺せんせー。全員座ったみたいだしそろそろ始めても良いんじゃない?」
ギュ
『ぎゃああああ!急にお腹に手を回さないで下さい!抱きつくな!本編ここまで進んで無いってば!』
「おや?業くん?Aさんとはどんな関係ですか?ヌルフフフフ」
「まぁ、殺せんせーが想像する通りだよ」
『あの!だからここまで進んで無いって言ってるじゃないですか』
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ハバネロ(プロフ) - 黒髪さん» コメントありがとうございます!(*´ ∨`)大好きって言って貰えて嬉しいです!恋愛要素今のところ少なめですが、ご褒美編で展開をがらりと変えるつもりでいるのでこれからも楽しんで下さると幸いです!更新が捗るようなコメント本当にありがとうございます^^ (2019年4月30日 16時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
黒髪(プロフ) - このお話大好きです!更新頑張ってください! (2019年4月30日 14時) (レス) id: 058440bffe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ハバネロ | 作成日時:2019年4月14日 23時