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うわぁぁあっもうっ！
赤羽くんの馬鹿っ！大馬鹿者っ！
私はソファに体育座りしながら、人差し指を見詰めていた
今は彼を強引にお風呂に追いやって、それを待っている状況にある訳だけど……
あんな事をされたもので、顔の熱が中々冷めない
って言うか原因はそれだけじゃない
さっきの出来事は勿論だけど、抱き付かれた事とか、この家で起こった色んな事が頭を掻き乱している
『ドキドキし過ぎて無理。この家心臓に悪過ぎる』
あんまり挙動不審にしてたら意識してるみたいで、
そんなんじゃ彼にめちゃくちゃイジられること分かっていたから
だから通常運転で自然に振舞っていたけど
ここら辺で限界値がやってきた
今は目も合わせられなさそうだ
あぁぁぁ！あの人私をからかってそんなに楽しいのかな……
「A、風呂空いたよ。もう入る？」
ドキりとその声に心臓が弾んだ
赤羽くんが脱衣場からリビングに帰って来たのだ
彼は首に提げたタオルで濡れた前髪を掻き上げる
そんな行動ですら私の脈を加速させていって
── 思わず酔ったような顔つきになる
「……っ。ちょ、何その顔」
『な、なんでもないです！お風呂借りますっ！』
「……」
黙っている彼の横を駆け足で通り過ぎて、急いで脱衣場の扉を閉めた
＊
風呂から上がって、俺と交代でAが入って行った
ジャーー……キュッ
シャワーが流れる音、蛇口を捻って止める音
それらが篭って聞こえてきて
やけにリアルでなんかこっちが恥ずかしくなってきた
気を紛らわす為にリモコンに手を伸ばして、テレビを付けてみるが
意識がどうしてもそっちに行ってしまう
「あー、もう」
これ、どんな拷問なの……と頭をガシガシと掻く
けど、俺も良く耐えてる方だよ
意中の相手と一つ屋根の下で、必死に野生の自分を殺して
アイツのやってること、生殺しとなんら変わらないからね
けど、Aは俺がこんな努力してんのなんか気にも留めて無いんだろうな
そう考えたら腹が立つけど
『あの、ご主人様〜あ！』
脱衣場の方から大声が聞こえる
「何？」
『えっと……言いにくいんですけど、急に来ちゃったものであの、用意出来てなくて』
「ゴニョニョ喋るの辞めてくれる？」
『ふ、服貸して下さい！』
「は？」
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ハバネロ(プロフ) - 咲来(名前)さん» コメントありがとうございます！(＊´ ∨｀)とにかく明るくて、馬鹿っぽい女の子を書きたかったのでそのように言って貰えて良かったです！現在パート3まで出ているので是非そちらも読んでみて下さいね^^ (2019年6月18日 22時) (
レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
咲来(名前)(プロフ) - 主人公がとってもおもしろいくて、私大好きです、もちろんカルマ君も大好きです、これからも応援してます！ (2019年6月18日 13時) (レス) id: aedff0aee4 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - あんな、ケンカを売るような言い方でしたのに、許して頂いてありがとうございます。 これからも、この小説を楽しみにさせていただきます (2019年5月27日 8時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
ハバネロ(プロフ) - 鶴さん» いえいえ大丈夫です(*´-`*)この件に関して鶴さんが責任を追う必要はございませんのでご安心下さい。今後このような事態を起こさない為にもしっかり対応の方をさせて頂きますので、いつも通り作品を楽しんで下されは幸いです(＊´ ∨｀) (2019年5月26日 18時) (レス) id: acb4ef891f (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - 作者様私のコメントも不快でしたり、誤解を招く可能性がありました不快にさせてしまいましたら大変申し訳ありません (2019年5月26日 13時) (レス) id: 0753bc1767 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ハバネロ | 作成日時：2019年5月17日 1時
