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眩しい朝日に照らされて目が覚める
…あれ、自分の部屋じゃない、
隣を見ると 規則正しい寝息をたてて寝てる雄登がいて
昨日のことを思い出す。
そうだ、
泊まりに来てたんだった
「え、嘘でしょ、」
携帯を見ると、飛貴からの通知で溢れかえってる
たくさん電話来てたみたいで
時間を確認すると
毎朝3人で待ち合わせしてる時間なんてとっくに過ぎてる
「雄登!起きて!寝坊した!」
雄登を揺さぶりながら、携帯を確認すると
飛貴からの「先行ってるから!」というメッセージと
怒ったキャラクターのスタンプ。
「私帰って準備するから!下で待ち合わせね!」
それだけ言って 急いで雄登の家を飛び出て
6階の自分の家に向かう
せっかく飛貴に秘密にしてたのに
これじゃバレちゃうな。
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龍我「仲良く遅刻ギリギリー?」
凛「なんか怪しー」
雄登と2人一緒に 走って教室に駆け込むと
呑気にジュースを飲んでる 凛と龍我
凛「お泊まり?」
「うん」
龍我「いいな、俺も泊まりたーい」
雄登「今度龍我もおいでよ」
龍我がでっかい声で言うもんだから
ドアの方で 男子と集まって喋ってる飛貴に
聞こえてないかなーって、チラッと見るけど
目が合ったのにすぐに逸らされる
やっぱり怒ってるよね
内緒でお泊まりして、2人で寝坊しちゃったわけだし
後でちゃんと謝ろう
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梨乃(プロフ) - 続きが気になります。続編お願いします!! (8月9日 21時) (レス) id: 5cceb5056f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ぴぴ | 作成日時:2021年1月4日 21時