;ROCKET; 5th season

＊今まで。　　KOHEIside ページ12

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ーーーKOHEIsideーーー

どうも幸平です

一般人なのにおれサイドでなんかすみません。


簡単に自己紹介すると
K-POPが好きです。東方神起とかSUJU、SHINeeとかEXOとかSMFが基本好きです。


ナムジャグルばっかだけど男が好きってわけじゃないです

曲とかダンスとか...服とか。かっこよくないですか？


あとはオシャレとカメラが好きです。



顔はよく上の中って言われますけど、好みは人それぞれですよね。


彼女はいません。高校2年間付き合ってた彼女は大学受験に集中するために別れました。まぁ、付き合ってても遠恋だし。うまく続く保証はなかったんで。


そんなこんなで必死に勉強してセンター試験を経て大学に入学しました。


そして、神ゼミに入りました。
アジア研究ゼミなんで。


初めての集まりの時、教室に入ると
20人ぐらい人がいるなかで明らかにテンションの違う女子が2人

まだ入学して数日なのにゼミの女子は全員制覇という感じに仲良くなっていた。

うるさすぎる。おれは正直に関わりたくないと思った。


なのに...


幸平『幸平です。K-POPが好きです。東方神起と『おっ！』


ぼくの自己紹介を遮って反応したのはさっきの関わりたくない女子の1人。


これがAとの出会いだった。



神ゼミのグループから探したのか知らないけどLINEも来た。

『SMF好きなんだよね！！語ろう〜〜！』


っていきなり

めんどくさいと思ったけど、話せば話すほど面白くてしゃべりやすい人だなって思った


いつも韓国の話ばっかりで全然彼氏つくる願望は無いようだった。


でもそんなこともお構いなしに彼女におれは惹かれていった


ちょっと手が触れれば照れて、すねると口がとがって
頑固で自分で決めたら全然折れてくれなくて。でも。そんなところも好きになった




だから。望みは薄いかもしれないけど。おれは気持ちを伝えた。




ベランダで一緒に星を眺める君は
誰に言われたかは知らないけど泣いていた。



幸平『ねぇ、おれじゃダメかな...』


やっぱり君は顔を真っ赤にしてる。

ねぇ。おれを選んで？


A『私...自分の気持ちがまだはっきりしないんだけど。
幸平のことはすーーーーーーーーーっごく仲が良い頼れる男友達だと思ってます。』


Aの言葉が頭に響く。


A『だから...ごめんなさい。』


そうやってはっきり言ってくれるところも
おれは結構好きだったりする。



たぶん。相当好きなんだ。
ごめん。


あきらめきれないかも。



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