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森を粗方抜けると、アカツキが待っていた。
直継『おお！ちみっこ！』
アカツキ『ちみっこ言うな！』
A『ゴブリン出なかったね〜』
アカツキ『私はあの骨を被ったやつが好きだ。滑稽で可愛い。』
へー…あれがかぁ……
……
直継『まじかお前』
A『アカツキの趣味が独特説』
アカツキと合流してしばらく歩くと、〈ロカ施療院〉の前まで来た。
！
人の気配！
他の3人も感じ取ったのか、直継さんとシロさんは戦闘態勢に。アカツキは…どっかに潜んでるよ、うん。
A『今の気配、人だよね』
直継『てことは…』
直継さんがそう言いかけた時、彼の足に魔法によって具現化された鎖が絡む。
まぁ、ここで新人プレイヤーとかだったら何かしらやられてしまうんだけど、
ﾊﾟﾘﾝ
こっちにはシロさんがいるからね、魔法解除ぐらい秒でやってくれるよ。
直継『サンキュー！相変わらず抜群の反応だな！』
A『さぁ、参謀様！どうする？』
シロさんは少し考えた後、迅速に指示し始める。
シロエ『直継！直列のフォーメーション！Aは複数弾の攻撃準備！敵はPKで4人から5人だ。今場所の特定をする！』
そう言うとシロさんは〈マインドボルト〉を打ち、一瞬だが敵を見えるようにした。
たかが一瞬、されど一瞬。私たちなら敵の位置、人数、役職を把握することが可能だ。
直継『はっ、ママが恋しくて獣帰りか？』
A『ほーんと、PKなんて舐めた真似してくれるよね〜』
敵のリーダーらしき者が話し出す。
敵1『黙って荷物を置いていけば、命までもは取らないぜ』
なんて中２臭いセリフを吐くんだろうか…ダサ…
シロエ『相手は人間だ、どうする？』
直継『勿論ぶっ潰す！』
A『だいたい、人狩ってる時点で狩られる側になっても文句は言えないでしょ。殺っちゃっていーんじゃなーい』
そう、相手は人間とはいえPK犯だ。手加減など元からいらない。
シロエ『僕は、お金上げてもいーんだけどな。1度くらいは。まぁ、』
シロエ『僕たちに勝てるのならね』
直継『よく言ったぜシロ！』
A『ははっ、うちの参謀様は人が悪ぅございますね』
敵1『っ！このっ』
シロエ『第1目的、右前方の剣士の牽制！任せた！』
開戦の合図が、告げられる
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チカ(プロフ) - 報告ありがとうございます。修正させていただきました。 (2021年10月17日 16時) (
レス) id: a71f7d74c3 (このIDを非表示/違反報告)
†NANA†(プロフ) - ページ14で、「仲間」が「中間」になっています。 (2021年10月16日 3時) (レス) @page14 id: 9dc612bbe9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：チカ | 作成日時：2021年10月7日 22時
