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理解不能な星について学びおわり、螺旋階段を下ってハーマイオニーと合流した。
ロンがハーマイオニーにトレローニー先生のことを話そうとして慌てて止めた。
おいチクリ魔、ハーマイオニーにだけは言うな。
そのまま談話室にいこうとすると正面から歩いてくるドラコの姿がみえた。
おっ、遠くからでもわかるいい顔立ち。輝いてみえるよ。一瞬で探せる。
段々と距離が近くなってすれ違うのかと思いきや、ドラコは私の前で足を止めた。
｢何の用だよ｣
｢お前に用はない、ウィーズリー。僕はこいつを迎えに来ただけだ｣
そういうとドラコは私の手首を掴んで歩いた。
えっっ、ちょ待てよ！手首掴まれてる！！！
『あっ、またあとでね！！』
掴まれてないほうの手でみんなに手を振った。
人が多い中庭に着いてベンチに座ろうとしたとき、まだ手首を掴まれてることに気付いた。
やばい顔面みてたら掴まれてること忘れてた。
『あの、手…』
｢あぁ…悪い｣
ドラコの手が離れたあと私はぎこちなく座った。
みんなは楽しく会話してるのに私達は静かすぎてここだけ別の世界みたいだった。
ああ、なんか話さないと。でも話題ないよ。まじコミュ力高くなりたい。
｢今日、髪…違うんだな｣
ドラコが沈黙を破った。
『え？あぁ、うんっ！たまには違う髪型にしてみよっかな〜って…似合う？？』
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まさか自分が話しかけられるなんて思ってもなかったので夢の中かと勘違いする。
｢可哀想に…貴方に本当に恐ろしい事が迫ってきていますわ…あぁ、しかも、貴方が思っているより早く…どうかお気をつけて｣
トレローニー先生の眼鏡の奥の大きな目にうっすら涙が浮かんでいる気がした。
トレローニー先生は私達のそばを通り、大きな肘掛け椅子に座って生徒と向き合った。
｢みなさま、星を学ぶ時が来ました｣
トレローニー先生の説明を右から左へ流しながらさっきのことを考えていた。
実は去年も私は先生に話しかけられたことがある。
貴方は大きな心の闇を抱えている、って。すぐ雅のことだって気付いた。
ハリー達はインチキだって言ってたけど。まあ私の深いところまで知らないもんね。
だからさっき先生がいってたことがほんとに起こるかもしれない。
恐ろしい事ってなんだろ。ドラコに振られるとか？
理解不能な星について学びおわり、螺旋階段を下ってハーマイオニーと合流した。
ロンがハーマイオニーにトレローニー先生のことを話そうとして慌てて止めた。
おいチクリ魔、ハーマイオニーにだけは言うな。
そのまま談話室にいこうとすると正面から歩いてくるドラコの姿がみえた。
おっ、遠くからでもわかるいい顔立ち。輝いてみえるよ。一瞬で探せる。
段々と距離が近くなってすれ違うのかと思いきや、ドラコは私の前で足を止めた。
｢何の用だよ｣
｢お前に用はない、ウィーズリー。僕はこいつを迎えに来ただけだ｣
そういうとドラコは私の手首を掴んで歩いた。
えっっ、ちょ待てよ！手首掴まれてる！！！
『あっ、またあとでね！！』
掴まれてないほうの手でみんなに手を振った。
人が多い中庭に着いてベンチに座ろうとしたとき、まだ手首を掴まれてることに気付いた。
やばい顔面みてたら掴まれてること忘れてた。
『あの、手…』
｢あぁ…悪い｣
ドラコの手が離れたあと私はぎこちなく座った。
みんなは楽しく会話してるのに私達は静かすぎてここだけ別の世界みたいだった。
ああ、なんか話さないと。でも話題ないよ。まじコミュ力高くなりたい。
｢今日、髪…違うんだな｣
ドラコが沈黙を破った。
『え？あぁ、うんっ！たまには違う髪型にしてみよっかな〜って…似合う？？』
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作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
