115 ページ16
♡♡♡
3分クッキングの音楽を脳内再生しながらふわふわパンケーキの作り方をスマホで確認する。
えめっちゃ簡単じゃん。でも時間かかりそう。っていうことでカット。
ということで11人分のパンケーキができました。
生クリームにいちごとブルーベリーを乗せてパウダーシュガーをかける。うん、これ売っていいレベルだね。JKなら映え〜〜とかいってそう。
余りはパンケーキタワーにしといた。
｢いい匂いね｣
甘い匂いに釣られてハーマイオニーがキッチンにやってきた。なんか彼氏感。
あ、せっかくだし手伝ってもらお。
『これみんなのところに置いてくれる？』
｢わあ！凄く美味しそう！これるあが作ったの？｣
『うん、お菓子作りは得意だもん！』
ねえやばい褒められると調子乗っちゃう。
早く食べたいなんてくそかわいいことを言いながらお皿をテーブルに置くハーマイオニー。
『ハーマイオニー、あーん』
｢ん？あーん｣
余ったいちごをあーんしてあげる。かわいい。
なんか付き合ってるみたいで鼻血でそう。みんなー！！私は今幸せだよー！！！
超絶るんるんな気分で上にいるみんなに呼びかけをする。そしてまだゲームに夢中になってる2人にも声をかけた。
『ねえご飯だよ』
｢待って！今いい所だから！｣
完全にゲーム依存症の人みたいなことをいうロンについ笑いそうになる。
『…おわった？』
｢うん、これありがとう｣
Sw!tchを私に渡すとロンはハリーの腕を掴んでキッチンに向かった。
結構充電少なくなってきたな。あとで充電するか。
電源を切ってケースにしまって机に置いて私もキッチンに向かった。
もうみんな揃っていてパンケーキを特にロンとハリーがばくばく食べてた。
｢これママが作ったの？｣
｢いいえ、るあちゃんが作ってくれたのよ。とっても美味しいわ！｣
｢るあって凄いのね！｣
ばちくそに褒められてなんか恥ずかしくなってきた。穴があったら入りたい。
みんなぺろりと綺麗に完食してまた食べたいとリクエストされた。まさかこんなに喜んでくれるなんて思ってなかった。
それからロン達に他のゲームも見せてると興味をもったみんなが話しかけてきた。オールスターじゃん。
パーシーには頭が悪くなるとかいわれたけど勉強ゲームもあるんだよな〜っていっといた。でも魔法用じゃないんだけどね。
なんかまじで家族って感じがしてめっちゃ居心地よかった。最高。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 192人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちるあ | 作成日時：2022年12月28日 0時
