侑くんのファン辞めたい。【角名倫太郎/宮侑】

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え、待って待って！！



角名と隣の席...？


なんかの夢ですかこれは。



落ち着け私。









角｢...よろしくね｣





『...あ、よろしく！』






やば、声おかしくないかな。









角｢Aさんって...いつも応援きてるよね、ギャラリーでよく見かけるんだよ｣









え、




今、名前で呼んだ。

幻覚...？え、無理。








『う、うん！友達の付き添いで...そっから楽しくなっちゃって。』








角｢へー、そうなんだ...






たしか、侑のファンだよね。いつも応援してるし｣









やっぱ、声出てたらそうなるよね。


(『侑くぅーーーん！！！』だもんね)






本当は角名くん応援してますって言いたい。






すごく言いたい。







『あー、いや。うん、侑くんかっこいいよね。』





無理だった








角｢侑もよくAさんのこと見てるよ、、






あれ、あんまり気づいてなかった感じ？｣







『え、そうなんですか。』






角｢うん、割と見てると思う｣









そうだったんだ...







いや、



気づくわけないでしょ、角名くん見てるんだから！！




あ、サーブの時だけは見てやらなくもない(何様)









角｢侑に部活で自慢しよーっと、｣




『え、なにを？』




角｢Aさんと隣になったよ って｣




『いやいや、大袈裟すぎん？』




角｢ううん、絶対おもしろいと思う｣






『ははぁ...』






侑くんに認知されてるのかぁ。






(あいつ俺の事ちゃんと応援してへんやん)




って思ってくれないかなぁ。(最低)

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