侑くんのファン辞めたい。【角名倫太郎/宮侑】

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━━━━━━その、俺、Aちゃんが...好きやねん。｣







侑くんの言葉に空いた口が塞がらない。







『...じ、冗談はやめてよ...』







侑くんが、私を好きなんて...ありえん。









侑｢本気に決まってるやろ。









...ほら、ここ...触ってみ｣






侑くんは





私の腕を取り、自分の胸へ押し付ける









...ﾄﾞｸ、ﾄﾞｸ、ﾄﾞｸ、ﾄﾞｸｯ...









『...っ、』








手から伝わる侑くんの鼓動は恐ろしく早い。







侑｢な？めっちゃうるさいやろ...？｣






『う、うん...』








暗闇の中でも分かる。







...侑くん、顔真っ赤だ...







きっと、私も負けないくらい顔が真っ赤だと思う。









侑｢...その、Aちゃんは...俺のことどう思ってるん？｣








『え、えっと...、』








侑｢き、嫌いか...？俺の事｣









『嫌いじゃないよ...でも、、その好きとか付き合うとかでは...』






嫌いではない。...普通というかなんというか...ね？






侑｢...嫌いじゃないんやな？！｣










『う、うん。嫌うなんてしないよ...』









侑｢じゃあさ、Aちゃん。...俺と勝負せぇへんか？｣






『え？？し、勝負...？』

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