悪役に執着してどうするお前ら【ブルーロック】

失敗はできない ページ32

千切side





はい 千切豹馬です。


本日の作戦決行するわけなんだけどさ、


正直凪がちゃんとやってくれるか分かんねぇ。


とりあえず玲王と花音が一日中近くにいるようにすりゃ、玲王も変わんだろ





玲「今日、A誘ってみたんだけど友達と遊ぶって断られた」


千「……あいつも色々あるんだよ」




当然のように誘ってる玲王は、相当Aにご執心のようで。








Aもこっち来てるんだよな？


てか誰と行くことにしたんだ……？





千切豹馬結局誰と来たの?
Aカイザー笑
千切豹馬まじ?!
Aカイザーしかいなかったの!!
千切豹馬見つかったらやべぇぞ
Aうん気をつける!




千「……絶対見つかったら怒られるぞ」



花「ねね！早く行こ！！」




自然と玲王の腕に自分の腕を絡める花音。



今日の花音は玲王がお気に入りみたいだ。




……よしそれなら好都合だ。





玲「(ここで振り払ったら……ワンチャン泣かれる。それをAに知られたら嫌われる…)」


凪「(なんか…玲王頑張ってる)」




花「わーい！浅草だ〜〜！美味しいものたべよ！スカイツリーも行きたいね♪」



千「それにしても人多いな」


この人の多さならバレないんじゃね……？





玲「おみくじあるぞ、運試ししよーぜ」



花「いい結果が出ますよーに！！」









よしよし……



そのまま仲良くなれ。




○

○

○



『カイザーお願いごとしにいこ！』




カ「やり方は教えてくれよ？日本のことはよく分からない」




『お賽銭投げて、心の中でお願いごとするの！


はい！5円玉！ご縁があるよ』










『……(このまま普通の学園生活を送れますように)』



カ「……(隣の天使に変わらぬ幸せな日常をください)」














『カイザー何お願いしたの〜？』


カ「おいおい言ってしまったら、叶わないぞ？」


『ふふ、それもそっか！じゃあ、お互い秘密で！』

見つかった→←デート？

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す