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庭で鍛錬をしている杏寿郎を台所から呼び出す。




貴『杏寿郎!朝ごはん出来たからー!』




杏「あぁ!」





千寿郎が作ってくれた朝ごはんを三人で食べた。





貴『千寿郎、作れるようになったんだね。偉いわ。』



千「はい!姉上がいない間、練習してました!」



貴『いい心だけだ!』




杏寿郎のように言ってみたつもりだ。





千「姉上、全然似てませんよ!」





千寿郎は笑いを堪えながらそう言った。





貴『そう?』





久しぶりに三人で笑った。



本当は、父上がいればいいんだけれども。





杏「今から俺は任務に向かう!」



貴『そうなの、気をつけてね。』




杏「うむ!柱として下の隊士を強くせねば!」




貴『そうだね。最近の隊士は質が落ちてるからね』



杏「どんな石でも磨けば良くなるはずだ!」



貴『根気よく育てる事だね』





朝食を取り終え、しばらくゆっくりすると、杏寿郎は任務に向かう事になった。



初めて私は、杏寿郎を玄関まで見送った。





貴『杏寿郎、気をつけてね。』



杏「うむ!A、千寿郎と父上の面倒を頼む!」



貴『家の事は気にしないでいいの。ほら、早く行かないと。』



杏「あぁ!行ってくる!」





こんな日が、絶対に訪れないと思っていた。



私は時間をかけて自分が犯してきた贖罪を果たそう。

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明朱(プロフ) - シャリファさん» 観賞用のみでしたら、可能です!転載などは不可です、ごめんなさい! (2022年10月15日 1時) (レス) id: 7877c5d22d (このIDを非表示/違反報告)
シャリファ(プロフ) - 初コメ失礼します!作品とても感動いたしました!絵めっちゃ上手ですね!見るだけなので保存してもよろしいでしょうか? (2022年10月14日 22時) (レス) @page42 id: d94d66ff3c (このIDを非表示/違反報告)
明朱(プロフ) - まゆゆさん» ありがとうございます!笑笑楽しんでいただけてよかったです! (2021年7月30日 0時) (レス) id: 7877c5d22d (このIDを非表示/違反報告)
まゆゆ(プロフ) - 作者様に泣かされたぁぁぁぁぁ(泣)良い話過ぎる! (2021年6月19日 1時) (レス) id: b7969430ca (このIDを非表示/違反報告)
明朱(プロフ) - 猫築かなめさん» そんなに言って貰えると本当に嬉しいです。作品作り、頑張ってください! (2020年8月21日 1時) (レス) id: 7877c5d22d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明朱 | 作成日時:2019年10月2日 20時

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