もちもち幼女に転生しちゃいました 『2』【名探偵コナン】

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昔から、実験するのが大好きだった。

科学や物理。研究する事が好きでよく勉強していた。

理系の大学に進学したのも、それが理由。

理数系は元々得意だったし、

なにより、

問題の答えが一つだけ。

どんなに困難な問題でも、

答えがたった一つのだから。

ただ、私がどんなに、勉強が出来て、実験が好きでも………………

一つだけ分からない事があった。

人の心だ。

どんなに、研究して、実験しても
コロコロと変わる表情と動作と感情で、全然分からなくなってしまった。

『人の心なんて、分からないよ』

そうだとも。

どうして、こんな話をしようと思ったんだろう……………

忘れちゃった

―――――――――――――――――――――

ポンッ

A「ふあっ！って…………これは、おはにゃ？」

青い薔薇……………綺麗。

キッド「気に入りましたか？姫」

A「うんっ！とっても、きれい！ありがと」

キッド「気に入っていただけて良かったです」

笑顔もイケメンですな。さすが、怪盗キッド。

A「あっ、そうだ！まだきいてにゃかった！どうしてわたしをつれてきちゃの？」

キッド「それは……………そうですね、ちょっと宿敵に、ちょっかいを出してみたかったんです」

A「にゃるほど、わたしはまきこまれたにょね」

キッド「怒ってます？」

A「べ〜つ〜に〜！おこってにゃいもん。じゃあ、わたしは、もうかえっていいかにゃ？」

早く帰って寝たい。ん？なんか音が……………このスケボーの音は…………あと車の音？

コナン「キッドォォォォォ！！」

キッド「げっ、来た。」

A「ざまー」

キッド「酷いです姫。」

A「あっ、きっちょあぶないっ！！」

キッド「へっ？って！うわぁっ！」

パキッ

安室「チッ………………」

キッド「わ、割れた……………しゃあねー！」

コナン「あっ、逃げんな！バーロー！」

行っちゃった……………なにもコナン君まで行く事ないのに…………

ギュッ

A「へっ？あむろおにいちゃん？」

安室「無事でよかった……………何もされなかったかい？」

A「う、うん！」

駆けつけてくれたのか……………優しいな。コナン君も安室さんも。

こんな私のために、わざわざ。

安室「送っていくよ」

A「ふえっ？あっ、えっと…………おねがいします」

――――――――――――――――

き、気まずい…………この静かな空間が、すごく気まずい。

何か話した方がいいのかな…………

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