もちもち幼女に転生しちゃいました【名探偵コナン】

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『すまない、今日は夜まで仕事なんだ』

『ごめんなさいね、私も朝からお客様の内見が入っているの。いい子でお留守番出来る？」

A「もちろんです！いってらっちゃい〜」

バタンっと重たく扉が閉まる。そして、いつものようにメイド達に手を引かれ部屋に戻ってお勉強…………………両親と一緒にいる時間が少ないのは仕方ない。二人ともお仕事があるのだから…………

『まってよ〜！』

『早く早く〜』

『置いてっちゃうよ〜』

『お祭り楽しみだね〜』

『そうね〜』

窓から沢山の声が聞こえる。そっと除くと楽しそうに親子が話していた。きっと、近所で開催されるお祭りに行くのだろう…………………

良いな…………………私もあんな風に………

A「ダメダメ！」

そんな事思っちゃ……………駄目だ。

――――――――――――――――――――――

A「なちゅかしい……………」

そういえばそんな事あったな〜あの時はまだ子供だったから……………あっ、今も子供か(ˇωˇ)

降谷「トロピカルランドか…………懐かしいな〜」

A「いっちゃことあるにょ？」

降谷「あぁ、友人達とね………………」

悲しそうな顔…………………友人？それってまさか………

A「りぇ、りぇさん！」

降谷「ん？」

A「ここにいきちゃい！ここで…………その……でぇーと………したい」

……………………………………

初めてだろうか、彼女が何かしたいと言ったのは。

降谷「わかった、明日行こうか」

A「ほんちょ！？わーい！」

降谷「今日は早めに寝ようね」

A「うんっ！(*´꒳`*)ゆうえんち〜ゆうえんち〜♪」

トロピカルランド……………懐かしい、警察学校時代にアイツらと行ったな

…………………………………………

『おい降谷早く走れ！ファストパスとれないだろ！』

『俺、ポップコーン食べたい』

『自由人だなじんぺーちゃんは！！』

『そんなに急ぐと転けるぞ〜』

降谷「大の大人が……………」

『いいじゃないか、たまには。』

降谷「そういうヒロが一番楽しそうだけど？」

『バレたか………………てへっ(ﾉ≧ڡ≦)』

降谷「可愛くないぞ」

『あはは、でもまぁ〜俺こういう所来たことないから楽しくって』

降谷「まぁな」

『ほら、ゼロも楽しもうぜ〜』

降谷「はいはい」

………………………………………

今となってはただの思い出。

いなくなってしまったあいつらとの…………懐かしい思い出。

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