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学生組の中では一番の年長だから、どうしてもお兄ちゃんの立場になってしまっていて。
下の子たちを世話している、そんな状態になってしまっているけど。
自分だってやっと二十歳になったところなんだから、まだまだ甘えたいことだってあると思う。
でもきっと、それを素直に出すのは苦手なんだよね、いのちゃんは。
だからこうして、自分より上の人間しかいないときにこっそり。
それでも遠慮がちに甘えを見せるいのちゃんをかわいいと思うんだ。
もっと甘えていいんだよ、とも言ってあげたいけどね。
「ああ、そこはね―――」
口で説明するよりやってみせたほうが早いと思って。
ソファーから降りながら、いのちゃんが操作していたマウスに手を伸ばす。
手が触れ合った瞬間、びくっといのちゃんの肩が跳ね上がって。
「え、あ、ごめんね」
「ううん！違う、大丈夫！」
さっと手を引いたいのちゃん。
気持ち悪かったかな、と思って慌てて謝れば。
違う、とぶんぶん首を振るいのちゃんの頬は・・・ほんのり赤くなっていて。
そのことを不思議に思いながらも、いのちゃんが躓いていた部分を説明してあげた。
「ここをこうして・・・で、このツール使えば出来上がり。どう？俺の説明で分かる？」
俺は自分が馬鹿っていう自覚あるから、こんな拙い説明でいのちゃんが分かってくれるのか不安で。
大丈夫かな、分かったかな、思って顔を覗き込めば予想以上に近い場所にそれはあって。
一瞬、お互いが目を見開いて固まってしまったけど。
ぎこちなく頷いたいのちゃんの頭を撫でて、俺も妙な緊張感を誤魔化した。
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晶(プロフ) - naoさん» リクエストありがとうございますｖスペース上の関係でＢＥＳＴ全員は出せないかもしれませんが、それでも良ければ＾＾お待ち下さい (2019年11月19日 20時) (
レス) id: ff1d608c56 (このIDを非表示/違反報告)
晶(プロフ) - ＊ 白 雪さん» そう言っていただけるのほんとうにうれしいです♪有り難くもリクエストして下さるかたもいらっしゃいますので、いま暫くは続けられればと思います！ (2019年11月19日 20時) (レス) id: ff1d608c56 (このIDを非表示/違反報告)
晶(プロフ) - わらわそうさん» ありがとうございます！！襲われるいのちゃん・・・あまり臨場感出せないかもですが頑張ってみますね♪数名友情出演あるかと思います〜お待ち下さいませ (2019年11月19日 20時) (レス) id: ff1d608c56 (このIDを非表示/違反報告)
nao(プロフ) - 圭人君が熱を出してBESTと裕翔君に看病してもらう話が見たいです！BESTの誰かの視点で書いてくれると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2019年11月19日 16時) (レス) id: 2b8a51060a (このIDを非表示/違反報告)
＊ 白 雪(プロフ) - このお話とても好きなので続けてほしいです！ (2019年11月19日 15時) (レス) id: 2527cc3178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晶
| 作成日時：2019年11月11日 1時
