・４knot（yb）※ymcn & hkin & tkar ページ39
薄手のカーテンから差し込む日差しで、目が覚めた。
平日に寝起きしている社員寮とは違う、朝の感じ方。
ゆっくり身体を起こすと、ヘッドボードに置いていたスマホを手に取り。
現在、午前６時前。
予定していた通りの、起床だ。
一度伸びをすると、ベッドから出て。
２階にある洗面所で軽く顔を洗うと、階下へ。
とんとん、と軽い音をさせて螺旋階段を下りれば―――
「おはよ、薮」
「おはよー薮くん」
キッチンで朝食を作っている光と、ダイニングテーブルに腰掛けてコーヒーを飲んでいる雄也。
他のメンバーは、まだ誰も起きてきていない様子。
「まさか学生組よりふたりが早く起きるとは思わなかったよ」
雄也の正面に腰を下ろせば、光がコーヒーを出してくれた。
ひと口飲めば、その苦みで寝ぼけていた頭がすっきりしていくのを感じる。
「あいつらは道中寝てても問題ないけど、俺たちはそういうわけにもいかないだろ」
「ま、そうだけどね。ならさっさとご飯食べちゃって。知念や山田はそろそろ起きてくるだろうから」
いい具合に焼き色の付いたホットサンドに、サラダ。
それに、ヨーグルト。
どこかの喫茶店で出てくるモーニングのような、朝食メニューが並べられていく。
俺の分と、雄也の分。
置くなり早く食べろ、と促した光はすぐキッチンへと戻って。
あとから起きてくる学生組の朝食を、作っていく。
雄也とふたり、食べ始めて暫くすると。
２階が少し、騒がしくなって。
「おはよう、ヒカ・・・って雄也と宏太が起きてる！」
「おはよーみんな」
光しか起きていない、と思っていたらしい侑李と涼介が下りてきた。
本気で驚いている様子に、心外な、と思わなくもないけど。
普段を思えば、驚かれるのも無理はないかもな。
「おはよう、山田、知念。なに飲む？」
「僕、紅茶がいいな」
「俺も、って光くん、俺淹れるからいいよ」
侑李と涼介の分をダイニングテーブルまで運んできた光。
朝食のメニューを見て、ふたりは飲み物をリクエストして。
じゃあ淹れるね、とキッチンへ戻る光の後ろを涼介は慌てて追い掛けていった。
よく出来た子だな、ほんと。
普段から食事の手伝いをしているのは知っているけど。
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く ぅ あ ??(プロフ) - 晶さん» 了解です！全然いつでも大丈夫です！書いていただけるだけで有難いです！ (2020年4月24日 9時) (
レス) id: 2a31ea9997 (このIDを非表示/違反報告)
晶(プロフ) - く ぅ あ ??さん» ありがとうございます。なんと恐れ多い・・・リクエスト承りました！ただちょーっと同じＣＰや視点が続くのはお話に偏りが出るため、他のお話を挿むなどして掲載までお時間頂くことになるかと思います。ご理解頂けますと幸いですm(__)m (2020年4月24日 2時) (レス) id: ff1d608c56 (このIDを非表示/違反報告)
く ぅ あ ??(プロフ) - 前作から読ませて頂いてて今読んでいる作品の中で1番好きな話です！リクエストなのですが、tkarの誕生日デートのar目線も見てみたいです！もしお時間あればよろしくお願いします！ (2020年4月23日 23時) (レス) id: 2a31ea9997 (このIDを非表示/違反報告)
Nina(プロフ) - 周りから見たktくん側ってどんな感じなのか、気になります。書きづらければ、お任せで。のんびり楽しみにしています♪宜しくお願いします♪ (2020年4月23日 6時) (レス) id: ff986ae2ef (このIDを非表示/違反報告)
沙羅(プロフ) - 晶さん» 更新される日を楽しみに待っています^^ (2020年4月23日 1時) (レス) id: 8fa15383fe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：晶
| 作成日時：2020年4月1日 2時
