長女ノ務メ【鬼滅の刃】

11.日輪刀 ページ17

あれから鱗滝さんの家に2日泊めてもらい、炭治郎君と修行をしていたが今日は帰ってきた。

これから必要不可欠な日輪刀が今日届く。


『冨岡さんっ今日は日輪刀が届く日ですねっ！』

「あぁ。」


楽しみでルンルンしながら冨岡さんに話しかければあぁ。の2文字だけ届いた。この返しはいつも通りだが冨岡さんからは不安の匂いとオーラを感じた。


『冨岡さん。私は大丈夫です。無茶をしないと言ったら嘘になります。けど、無事に戻ってくる事を約束します。必ず任務が終わればここに1番に戻ります。なのでそんなに不安なオーラを出さないでください。』


一瞬、目を見開いた冨岡さんは優しく微笑み私の頭を撫でた。


(わぁ、わ、笑ったぁ)


今犬のしっぽが私についているならばとても揺れているくらいふわふわした気分になった。

.

.

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『さびあさぎ…』


日輪刀が綺麗にさびあさぎ1色に染まる。


「初めて見る色ですね。」


そう言う職人さん。職人さんがそう言うなら本当に珍しい色なのだろう。


「…(水の呼吸を使うのに青がほぼほぼない。ということは今の呼吸が…)合ってない…。」

『！！はぁ！？』

「巫 千尋！ 巫 千尋！初任務初任務！！南東へ！南東ヘ！向カエ！！」

『…いってきます』

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大正コソコソ噂話

「この後冨岡さんは何をしてしまったのか分からずしのぶさんに相談したところため息しか返ってこなく、大変なことをしたと思い慌てて千尋さんの好きな甘味菓子を買って帰りをずっと待っていたそうですよ」

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