高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ34)

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６７　ヒーロー名ページ34

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「おはようございまーす。」

　結構急ぎめで登校したのだが、一限目のヒーロー情報学の半分の以上遅刻してしまった。

「天宮さん、遅刻？」

「そうですけど。」

「そう。ほどほどにしときなさいよ。」

　ミッドナイトは気にしていないふうに言っていたが、頭の中では何故校長は私と颯太だけ特別扱いしているんだろうと疑問に思っている事だろう。

　そんな事をを考えながら席に着くと教卓に立っていた八百屋と同じタイミングで席に着いた。

「Aさん。きちんと遅刻せずに登校しないといけませんよ。」

「はいはい。今何してるの？」

「今は自分のヒーロー名の発表中ですわ。近頃職場体験があるらしく、そこで活躍すればヒーローの皆さんや一般人の方達にも自分の事を覚えてもらえますわ。」

「ふーん。ありがと。」

　私には関係ない事だな。寝るかと思いながら机にうつ伏せるとミッドナイトの視線を感じた。

「天宮さんあなたもヒーロー名考えなさいよ。職場体験で必要になってくるんだから。」

「はーい。……考えたんで発表してもいいですか？」

「早いわね！そのホワイトボードに書きなさい。」

　まあ、私はみんなと違って将来ヒーローやらないから真面目に考えても無駄なんだよね。

「私のヒーロー名は『アマミヤ』です。颯太と被っていたらその時また考えます。」

「あなたは苗字なのね。でも本当にいいの？個性から連想させたり、苗字をもう少し捻ってみたり他にもいろいろあると思うわよ。」

「いいんですよ。これが1番呼ばれ慣れてますし、それに……、なんでもありません。」

「まぁ、いいんじゃない？」

　こうして次々と皆んなのヒーロー名も決まり、勝己以外は全員決まった。