高専生、雄英に通ってます。2【ヒロアカ】【呪術廻戦】 (ページ3)

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３６　騙されましたページ3

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『最終種目発表の前に予選落ちの皆様に朗報だ！
あくまで体育祭！ちゃんと全員参加のレクリエーション種目も用意してんのさ！
本場アメリカからチアリーダーを呼んで一層盛り上げ…ん？

アリャ？』

『なーにやってんだ。』

『どうしたA組？！どんなサービスだそりゃ！』

「「「………。」」」

「わー。騙されたねー。」

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　直哉と別れたAは更衣室に行こうとしたが場所がわからなかったので、思うがままに歩いているとAを探しに来た耳郎と合流出来た。

　そのまま耳郎について行くとすぐ更衣室に着いた。

「A遅いよ！」

「ごめんごめん。なかなか知り合いに会えなくて。」

「皆さん急いでください！もうすぐ時間ですよ。」

　みんなと軽く雑談しながら急いで着替え会場に行くと、本来なら女子全員着ているチアの服を着ていたのはA組女子だけだった。

　これはあれだね。

「峰田さん、上鳴さん！騙しましたね？！」

「うっひょー！」

「何故こうも峰田さんの策略にハマってしまうの私…。衣装まで創造で作って…。」

　そう言いながら八百屋はその場に座り込んだ。

「アホだろ！あいつら！」

「あはは。でも楽しくない？チアの衣装着て応援するの。」

　耳郎とAがそう言うや否やカメラのパシャという音が聞こえた。

　音のした方へ向くと五条が一眼レフを構えてAのことを撮っていた。

「ぎゃー！！この人誰？！」

「Aちゃん！とりあえずこっちに来て！」

「先生！不審者が出没しました！！」

　周りは大パニックである。

「A！前のも良かったけど、こっちも似合ってて可愛いよ！」

「ありがとう五条。でも突然現れたからみんなパニックになってるよ。」

　騒ぎもせず普通に話ているA達を見た皆は冷静に状況把握をしていた。

　その間Aの写真撮影会が開かれていた。

　カメラマンは五条の他に颯太も加わり、いろんなポーズをいろんな角度から撮られた。

　颯太がスマホで撮っていたので「ずっとスマホ持っていたの？」と聞くと「個性の空間使って控え室から取った。」と言っていた。

　「わざわざそこまでしなくてもいいのに。」と言うと「今までの写真ねぇからな。これからいっぱい撮ってやる。」と言われた。

　カッコいいね。誰に似たんだろう。