普通じゃないモノへの恋は難しい！！ (ページ24)

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乙女へ応援だー！ページ24

ほのか「ふふ、実夢ちゃんに春かぁ…。」

実夢「ち、ちちち違いますよ！！」

現在、昼食を実夢ちゃんと一緒にとっています。

え？一緒にいすぎじゃないかって？

まぁ、これが毎日だからね。

ほのか「ふふ、可愛げの無い変質者に近いけど可愛い実夢ちゃんがねぇ。」

実夢「…先生として最初の発言はいいんですか？」

珍しく実夢ちゃんよりも優勢なほのか先生でございました。←

とにかく、これは先生、いや！女の子として応援しなければ！！！

実夢「ｸｯ…こんな時に写真があればぁ…！！」

ほのか「ふふふ…ぜーんぶ消してやったからね！！」

そう、この間、ドーナツを作った時に…

『調理室貸す代わりに、私の写真"全部"消させてね！！』

と後付で言ったのだ。

だからつまり…

私に怯えるものはない！！！

ちゃーんとストレージから何からぜーーんぶ消した！！

つまりは実夢ちゃんはとても劣勢であり、今は余裕もないのだ。

ほのか「んで、源さんヲタクの実夢ちゃんは恋しちゃったわけだ？」

実夢「うう…！なんで…！！推しにぃぃ！！」

いやいや、リアルの話でしょ。とツッコミを入れる。

ほのか「えー…？何で駄目なの？？」

実夢「いや、だって、推しに恋するとかもはや夢女でしょっ！？そんな女子になりたくないっ！！」

うわぁぁぁっ！！と机に伏せる実夢ちゃん。

ほのか「…だから、現実にいる人だし、貴方に近い人じゃない…。何で恋しちゃいけないと思うの？」

私は呆れながら口に卵焼きを入れる。

ほのか「…私なんか、土籠先生と恋したくても先生同士だし、第一怪異だし出来ないのに。」ﾎﾞｿｯ)

実夢「先生なんか言いました？」

ほのか「ううん。何も。…いいじゃない！中学生での恋！実夢ちゃんもアオハルしたらどう？」

私はなかったけどね。と自虐的発言をする。

実夢「…うー…どーなんだろ。」

実夢ちゃんは椅子をシーソーのようにして天井を見あげる。

ほのか「まぁ、そのへんはじっくり考えてもいいと思うよ。だけど、ちゃんと好きだって思えたら伝えるといいかもね。」

個人の意見だけど。

私は食べ終わり、弁当を片付けていると…

実夢「………わかんないぃぃいっ！！」

いきなり叫んだと思えば…

ガターンっ！！

椅子から落ちた。

……シーソーのようにしたからである。

ほのか「ちょっ、み、実夢ちゃん大丈夫っ！？」

実夢「いったぁ……これで、好きだとか恋だとか忘れれたらいいのに…」

頭を抱えながら蹲ってました。