怪異……？ ページ14
ほのか「うぅ…(泣)」
土籠「まだ泣いてるのか。」
実夢「仕方ないですよ〜、ほのか先生は極度の怖がりだから。」
ケタケタと笑っている実夢ちゃん。
もとを正せば君のせいなんだけどぉ…(泣)
現在、依代？とかいうものを見に行く？らしい。
光「せ、先生！んー…コイツも怪異なんすよ！」
寧々「ちょ、こ、光くん！それは逆効果！！」
花子「やっほー。せーんせっ！」
学ランくんはふわ〜っと飛んでいた。
ほのか「！？！？」
花子「あはは、そうそうこれ！俺達七不思議が求めてるのはこれだよ〜。」
こちらもまたケタケタと笑うので訳がわからなくなる。
実夢「あは、先生、この人は花子くんって言うらしいですよ。この機に怪異？と仲良くしたらどうですか？」
現に土籠先生ともまだ関わるわけだし。と付け足して。
ほのか「ふぇぇ…(泣)確かにさぁ…これからも…あるかもだけどぉ…(泣)」
怖いものは怖いのである。
こういう雰囲気のとこでも怖いのに…
土籠「…はぁ。お前らほのかの事、無理矢理連れて来ただろ。」
ランプを揺らしながら後ろを向いた土籠先生。
皆「っ！？！？」ﾋﾞｸｩｯ!!)
あからさまにビクつく皆。
花子「やっぱりかぁ〜、こんな怖がりの人、そもそも行こうとも思わないでしょ。」
くふふ、と浮遊して私の前でベロベロ〜とやって見せてきた。
ほのか「ヒッ…！！(泣)」
怖くてしゃがみ込む。
土籠「…七番様、あんまり怖がらせないでください…。」
花子「…ふぅん。土籠さ、このセンセーにやさしーね。」
どったの？と面白げに聞く花子？くん。
土籠「…同じ職員なんで、こんなに怖がられたら仕事手ぇつかなくなるでしょう…。で、誰が連れてきた？」
その切れ長の双眸には少しの苛立ちが滲んでいた。
光「いや、そもそも実夢がほのか先生の事無理矢理引っ張って来ただろっ！！」
実夢「えー、面白そうじゃん。」←
寧々/光「「そういう問題じゃない！！」」
土籠/花子「「…やっぱりか。」」
ほのか「やだよぉ…皆…用事済ませて帰ろうよぉ…(泣)」
今でもハラハラと涙が流れている。
再び歩きだす。
私に至っては、実夢ちゃんの手を繋いで歩く。
………………私は思い出した。
私は……宿直だと。←←
なんでこういう日に限って…(泣)
光「！？先生もっと泣き出したぞっ！？実夢、なんかしたのかよっ！？」
実夢「してないよ〜。光くんってばテンパってる！」パシャパシャ)
土籠「…あ。(コイツ宿直だ。)」
神のノリシロ！ﾋﾞｼ依代な→←わたしと寧々ちゃんセンパイと光くんと土籠先生？による、秘密暴露大会！2
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作者名：リガロ x他1人 | 作成日時：2019年8月21日 23時
