episode.236 ページ36
◇貴方side
「それじゃあ、手筈通りに」
ベル「えぇ、それとA」
「ん？」
ベル「これを貴方に渡したくて」
そう言われ出したものを私は受け取った。
黒光りしたそれはずっしりと重さがあって。それ自体の重さじゃなくて、もっと違う重さを感じる。
ベル「持っていなさい、これは貴方の命を守るものよ」
「……いや、私には必要ないよ」
ベル「A、私達は危険なところに行くの。ずっと命を狙われている状態が続くのよ。
それに貴方は戦闘に慣れてない。これは持っておくべきよ」
「分かってる、でも私にはこれで十分だよ」
そうして取り出したのは麻酔銃。
「私は医者。たとえどんな人でも、私から傷付けることはない。有り得ないよ」
ベル「……そうね、貴方はそういう人よね。だったら、私が守ってあげるわ」
「ありがとうございます」
ベル「でも、これだけは持ってなさい」
渡されたのはブレスレット。
ベル「GPS付きよ。貴方に何かあったら飛んでいくから、安心しなさい」
「うん、ありがと」
ベル「これから、組織が潰れたら私も刑務所行きだと思うわ。でも、出て来れたらまた貴方とショッピングしましょうね。約束よ？」
「はいっ！」
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ゆきな☆(プロフ) - はるさん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです( ´ ` *)今続編を用意してますので待っていただけると嬉しいです(*^^*) (2019年10月29日 10時) (
レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - 面白すぎて一気読みしてしまいました!!主人公やキャラの性格、描写がめっちゃ好きです!! もし出来たら、その後の続編や短編見れたらなぁ〜と考えてしまいます… 長々となりましたが、これからも応援してます！！ (2019年10月29日 10時) (レス) id: 3c5aaa428f (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - 猫耳は使い方によって兵器になるさん» コメントありがとうございます！嬉しいです！ありがとうございます( ´ ` *) (2019年10月29日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
猫耳は使い方によって兵器になる(プロフ) - 読みやすくて、とてもおもしろいです！書き方等、色々学ばせてください！ (2019年10月29日 9時) (レス) id: 92088eff8a (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - ゆきな☆さん» わああああありがとうございます！嬉しいです！！ (2019年10月28日 19時) (レス) id: a029c04e11 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆな
| 作成日時：2019年9月23日 11時
