episode.33 ページ33
◇貴方side
また、私達は高専に赴いていた。と言っても、悟はまた呼ばれたけれど。
?「おいお前」
おっと、めがねと言うんだっけ。それを掛けた女の子に声を掛けられてしまった。その他にも、背の低い呪言師と……あれは、何だろうか?
夏油「あれは、パンダっていう動物だよ」
「へぇ、じゃあパンダの呪骸か。実に珍しい」
?「そんなことどうだっていいんだよ。何でこいつがこんな所にいるんだよ。犯罪者が!!」
「それは勿論、私のだからだ」
?「……悪趣味にも程があるだろ」
悪趣味ねぇ……そんなこと思ってないんだけどな。
何で殺さないんだ、と言ってくるけれど……する気はないさ。
?「こんなの連れてて、もし何かあったら…」
「今、何て言った?」
?「ッ!?」
「傑が犯罪を犯すだって?この私が許すと思っているのか。手綱を握っているのが、この私だというのにか」
彼女の、心が揺らいだ。
ま、彼は一般人になった。術式は愚か呪霊すら認識することすら出来ない。それに私が一番近くにいるんだ。許す訳ないだろう。
そんな時、隣にいたぱんだが彼女を止めた。真希、そこまでだ。と宥めるが納得していない様子。怒りをぶつけられても、これは私が選んだことだ。この決定は、決して変えない。
そうして、彼女は行ってしまった。任務があるらしい。そしてぱんだ君が、
ぱんだ「悪いな、真希が。まぁでも、俺も思う事はあるが……あの戦いを終わらせてくれたのはアンタだ。それに、俺らの仲間を助けてくれた恩人でもあるから、感謝はする」
いいよいいよ、と返しぱんだ君は真希という名の彼女を追いかけていった。
夏油「本当に良かったのかい」
「今更何を言ってるのかな」
悟への恩返しでもあったけれど、私は間違った事はしなかったと思っている。
「傑の作るご飯、私好きだよ」
夏油「はは、ご飯だけ?」
?「おい、夏油」
おや、次は反転術式の女性だ。
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ゆな(プロフ) - プスメラウィッチさん» コメントありがとうございます。実は、五条悟と夏油傑ダブルにしようと思ってるんです。申し訳ありません。 (2021年12月23日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - ゆなさん初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張ってください。応援しています。 (2021年12月23日 2時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
ゆな(プロフ) - threelillyさん» お気になさらず!ご報告ありがとうございます! (2021年12月14日 13時) (レス) id: ccfc63a9dd (このIDを非表示/違反報告)
threelilly(プロフ) - ごめんなさい!スクロール左手でしてたら低評価のところを触ってしまいました。取り消しができないのでコメににて失礼します。 (2021年12月14日 13時) (レス) @page40 id: b1e8cf5f33 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな(プロフ) - 黒猫。さん» コメントありがとうございます。わぁ、嬉しいです!これからも可愛い夢主ちゃん書けるよう頑張りますね! (2021年11月22日 9時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆな | 作成日時:2021年10月31日 8時