第九十九夜 ページ2
◇貴方side
攻防が続く。
攻撃は入るが、大きな打撃は入らない。
(…………………あれ、)
空気が…………
なんだか、薄くなってきてる…………?
ティキ「あ、気づいた?」
「え、」
ティキ「俺は快楽のノア。この世に万物を選択できる」
アレン君から聞いた。
ティキ「だから、ここら一体の空気も操れるってわけ。前は一気に空気を消したんだけど、それじゃ面白くないからさ」
少しずつ消してってるわけか。これはマズい。
ティキ「ただでさえ戦ってて息切れしてるから、辛いんじゃない?」
「………………変態ッ…」
ティキ「え、どこに変態要素あった;?」
「存在、がッ…変態ッ……」
軽くかわさないでッ……
ということは、タイムリミットがあるってわけか。
(だけど、何時でも空気をすべて消せることが出来る、っていう強迫?余裕ってわけ?)
「やっぱり、変態ッ………」
ティキ「強がりだな〜、まぁ嫌いじゃないよ」
やばっ、息切れがッ………
苦しいッ………
ついには、首を掴まれ足が宙に浮かんでいる状態に。
私の身体には、この腕を振り切る力は残っていない。
ティキ「ほんとはさ、俺は女は苦しまずに殺す主義なんだぜ。
君が悪いんだよ。楽しんで殺したくさせちまったAちゃんが、ね」
目がかすれて、視線を向けているノアがかすかにしか見えない。
だけど、
『_________________大丈夫』
『_______________諦めないで』
『『私たちがついてる』』
.
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ゆきな☆(プロフ) - ozだぁ〜さん» わぁ!嬉しいです!ありがとうございます! (2021年4月29日 12時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ozだぁ〜 - ヤバいです!感動だぁー!!神田ユウ様愛してますっっ!! (2021年4月29日 12時) (レス) id: 23f9dcf647 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 是非書いてほしいです!楽しみにしてます!! (2020年4月28日 19時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ヒナさん» コメントありがとうございます!本当に神田大好きなので出来たらもう1つ作品作りたいな〜なんて思ってます笑 (2020年4月25日 7時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ヒナ - 完結おめでとうございます!!神田の小説は少なくて…また、書いてくれると嬉しいです!! (2020年4月24日 21時) (レス) id: fe45ff59f5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年4月1日 16時