第百八十八夜 ページ41
◇貴方side
?「Aッ!!」
「うわっ!?」
それから数日。
廊下を歩いていると、いきなり後ろから抱きつかれてきた。
この声は、
「リナリー!!」
リナリー「良かったッ……良かったッ……本当にッ……」
「うん、無事に戻ってきたよ」
見てみると、彼女の目の下が腫れていてたぶんずっと泣いていたのだろう。
ごめんね、心配かけちゃって。
リナリー「おかえり、A!!」
「ただいま、リナリー」
お互いにぎゅっと抱き締めあった。
「そうだ、アレン君には会った?」
リナリー「えぇ、さっきね」
あぁ、だから目の所が赤くなってるのか。
リナリー「無事に皆が戻ってきてくれて良かった。クロス元帥も生きてたし」
「うん」
リナリー「そういえば、知らない人を見かけたんだけど……Aあの人に着物貸した?」
あ、ネアとイヴかな。
「うん、ちょうどいいのがあったから」
リナリー「じゃあAは知ってるのね」
「うん。さっきエクソシストに召集がかかってたでしょ?皆が揃ったら紹介されると思うよ」
ちょっと説明するのが大変だからね。
リナリー「そっか、皆早く戻ってきてくれるといいんだけど……」
「大丈夫だよ、皆強いし」
リナリー「そうね」
そう話していた直後、私のゴーレムが鳴りだした。
あ、因みに私のゴーレムちゃん。北米支部の時に行き別れてずっと本部でいい子で待っててくれていたらしい。ありがとうゴーレムちゃん。
『エクソシスト、A。至急ヘブラスカの間へ。室長がお待ちです』
「ヘブラスカの間?」
リナリー「私も着いてく?」
「いいの?」
リナリー「えぇ、早く行きましょ!」
そう言ってヘブラスカの間に向かうのだった。
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ゆきな☆(プロフ) - レーナさん» ありがとうございます( ´ ` *)更新遅くなってしまってますが頑張ります(*^^*) (2020年2月24日 20時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
レーナ - 続き見たいのです!頑張れんこん!ゆきな☆様! (2020年2月24日 20時) (レス) id: c89295cbe6 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきな☆(プロフ) - ナナさん» ありがとうございます( ´ ` *) (2020年2月17日 8時) (レス) id: eaaa1b941d (このIDを非表示/違反報告)
ナナ - 凄く面白いです! (2020年2月17日 0時) (レス) id: c9731af75b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ゆきな☆ | 作成日時:2020年1月26日 17時